独身に対する偏見と呪縛
独身、婚活、結婚、出産という言葉に敏感になっている今日この頃。
思っていることを吐き出してみる。
晩婚が少なくないこの時代、結婚なんてまだまだ先のことと思っていたらあっという間に三十路ロード。
周りは出会いを求めて自分磨きや出会いの場に繰り出している。
私はというと親指咥えて待っているだけ。
何も行動は起こしていない。仕事が忙しくて、自分の時間も欲しくて、という理由をつけて自分を磨く時間なんてない!と毎日をただただ過ごしている。
でも本当は内心、すごく不安なのだ。
というのも、まだまだ独身で良いでしょ、と思っているが50代で独身の上司(男女は関係ない)を見ると何でこの人は結婚していないんだろう?何で結婚できなかったんだろう?と思ってしまう自分がいるのだ。(最低ですみません)
ここの問題は何で結婚『しなかったんだろう?』と『できなかったんだろう?』の割合が2:8なのだ。
結婚をしないという選択肢よりも結婚が普通というバイアスが私にかかっている。
おかしな話だ。自分は結婚なんてご縁なのでなければ、ないで良いんです。なんて強気なことを言いながら結婚することが普通だと思っているのだ。
こんな独身に対する偏見を持っているものだから、
このまま相手が出来なかったらどうしよう。
私も誰かから「この人なんで結婚できないんだろう?何か理由があるのかな?」と粗探しされるんだろうか。
「いい歳して結婚してないなんて何かあるんだろうか」と思われるのか。
このまま独身が続くと「普通の人じゃない」という目で見られるんだろうか。
と不安なのだ。
この不安を抱えたまま私は三十路ロードを歩むのだろうか。
迷える子羊の如く、どこに行ったら良いか分からず置き去りのままの自分がいる。
普通ってなんだろうか。
こんな不安は私だけなのだろうか。
この偏見をぶち壊して、呪縛から解かれる日は来るだろうか…。
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