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ととのえる

「noteを書きたい」と思って何度か自分のページを開きつつも何となく書ききるエネルギーがなくて下書きだけが溜まり2か月が過ぎた。

そんな2か月の間に私は新卒から5年間働いた、いや、過ごした大好きな「ぐるとびー」を退職、生まれてからずっと住み続けた神奈川県の藤沢・茅ヶ崎を離れ奈良に引っ越したりと色んな事があった。世間もクリスマスや年越し、コロナがまた急激に増えてきたとか色んな事があった。

溜まっている下書きのほとんどは、ぐるんとびーでの事や藤沢で色んな人に出会い学んだことだ。時間にしたら5年間なのだけど私にとっては10年くらい経っているような濃い時間で、まだまだ消化しきれていないらしくひとまず書くのは諦めた。

退職のあとのこと

2020年12月19日最終勤務を終え、翌日20日にぐるんとびーを退職。その翌日には引っ越し業者がやってき22日、私は奈良市民となった。

そして遠距離だった彼と一緒に暮らすことになった。

仕事はまだ決めていない。

だから時間はたくさんあるし、したい事なんでもできる。

そう思っていたけれどなんだか体が動きたがらなかった。

ここ数日でやっとこうやってnoteを書こうとかボルダリング通おうとかサイクリングしようとか町を散策しようとか気力が出てきた。

それはきっと、なんとなく、引っ越しの段ボールが片付き、連れてきた物たちの居場所も何となく定まり、なんとなく毎日の流れがつかめてきたから。

家の中で、料理をしたり、掃除をしたり、散歩したり、読書をしたりそんな風に自分の好きな作業をしながら自分と対話しながら

「ここが今の私の住む場所。」「私の新しい居場所。」

そんな実感がわいてきた。

そうやって見知らぬ土地だけど家は少しずつ安心できる場になってきた。

マズローの欲求5段階ではないけど

食欲や睡眠欲とか「生理的欲求」が満たされて、

なんとなく家が整って「安心安全の欲求」が満たされて

やっと社会に出てきたい欲求が出てきたんだなと。

「変化があるから新しいこともできる」母にこう言われてそうとも思うし

安心、安全な帰ってこれる場所があるからこそチャレンジできる気もする。

人は変化に弱い。

だからこそ変化を楽しむ事と自分が帰ってこれる習慣と両方大事にしたい。

読んでいただいて、ありがとうございます。 自分のために書いた文章が 誰かの心にも何か残ったら嬉しいです。