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神在月。ゴッドの教え。

「最低1か月は練習を休んで下さい。
コートの中に入るのは禁止です。」

これは、ゴッドハンドの先生だと知人が教えてくれた整骨院に勇気を出して通ってみた日に言われた言葉である。

数年前から左腕を真上にあげると痛む肩が、治ったかと思えば、また痛み、また気にならなくなる、を繰り返していて、とうとう左手でボールをレシーブすると激痛が走るようになった。
それが春頃から、なかなか治らなくなってきた。

今年、最後の試合は先月、無事に終わった。
クラス別大会で春と合わせて2連続、優勝🏆
春に念願の初優勝を飾ってから、
秋の大会でも優勝出来たことは、
決してまぐれで勝てたのではないこと、
日々の練習の成果が実ったのだということを
実感させてくれる。

優勝とは言っても、私は華やかなエースとは程遠く、選抜チームに選ばれるような、
サラブレッドのような若手が何人もいるチームのそんなに目立たないポジションで、年齢だけで言えば中堅どころ。

試合には、スタメンで出れたり、出れなかったり。
勝ちを狙いにいくチームだから、
練習中に叱られるのもよくある事。
コートの中では、まだ高2の夏を生きている。

中学生になった年から始め、高校と続け6年。
長男が小学生、次男が幼稚園の年長さんの時に
誘われて入ったPTAのママさんバレー。
その年の秋にはクラブチームにも誘われて
ガチのバレーをするようになって、
11年。トータルでいうと17年目だ。
長いバレーボール人生である。

毎年、誰かが辞めると言っては
みんなで引き止めて、春を迎えて、
暑い夏を乗り越えてきたけれど、
もしかしたら、それも今年で終わりになるかもしれない。
長年、騙し騙し使ってきた肩。
どうやら、肩甲骨が固まってしまい、可動域が
極端に狭くなり、動かなくなっているらしい。

肩は、膝や肘と違って、関節が噛み合って動くのではなく、肩まわりの筋肉をガムテープに例えると、そのガムテープで腕を肩にくっつけているようなものなのだそうだ。

加齢とともに、その筋肉のガムテープは、少しずつ衰え、減っていく。
そうなるともはや、重い腕を支えきれなくなって、どんどん肩が前に出て内巻きになっていくのだそう。
痛みが出ると、人は痛い方へは動かさなくなり、
痛みの出ない可動域で生活するようになる。

日にちくすりで治ったと思っていたのは、
実はそうではなく、痛むところまで、動かせなくなっていたのだ。

長い間そうとも知らずに、筋トレになっていると思いながら、仕事で運んでいた、重い飲料ケースなどは、肩ではなく、腕に筋肉をつけていた。
筋肉は重い。

肩に腕を繋いでいる、弱ったインナーマッスルには、むしろその重ささえ、負担になっていたのだ。

なんてことだ。




苦しくったって
悲しくったって
コートの中では
平気なの

昔に流行ったアニメ、
アタックNo.1から始まった(たぶん)
私のバレーボール人生。
終盤で気付く。

全然平気じゃなかった。😭

治療には週二回、通うことになり、
あの、バレーを始めた中学一年生の頃のように
ただの球拾いに行った先日の土曜日。
ボールにさわれなくて、
間が持たないので、持っていった
エアー縄跳び。
気が付いたら、1800回も跳んでいた…

整骨院の先生は、チューブトレーニングも教えてくれた。
野球選手もやっているらしいゴムチューブを使った肩のトレーニング。

いったい、どこへ向かっているかわからないが、私は今、唐突に頑張っている。

そして、これまで、頑張る方向を間違えていた事に気がつきつつもある。

前回の治療から始まった、
「肩甲骨はがし」

この痛さときたら。
涙が出ちゃう。(ほど痛い)
ふくらはぎの筋肉痛など、一瞬で忘れる痛さでした。

だんだん寒くなっていく折、
皆さまは、そんな事にならないよう、
肩周り、ぐるぐる回したり、ストレッチしたりして常日頃から、ケアして下さいね。

筋肉が減ってくるお年頃。無理に重いものは持たず、肩のインナーマッスルを鍛えましょう。


これをやるのに必要なもの、それは
若さ。


「のんちゃはサボる 休むことを覚えた!」


ぼちぼち治しま〜す。

皆さまもご無理なさらず✨

明日も素敵な一日を!

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