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胸がギュッと苦しくなるおすすめ小説

いよいよ本格的に寒くなってきましたね

独身の方は特に心も身体も寒い?寂しい?時期だと思います(自分がそうなので)

なので、今日はそんな寂しさをとことん味わってやろうじゃないか、ということで、【胸がギュッと苦しくなるような小説】を紹介したいと思います

▼おすすめの本
・愛がなんだ

これが本当にいい作品で。

ぜひ皆さんにもギュッてなって欲しいです。

では、本の概要です

・愛がなんだ
角田光代さんの作品です。一言で言うと「とにかく切ない」ですね。
特に、過去の恋愛で片想いが叶わなかった人・振り向いてくれない相手を追い続けている人・恋愛で人生がめちゃくちゃになってしまった人に読んで欲しいです。
すごく共感できる部分がありつつ、きっと少しは心が軽くなると思います。

本の内容は、
28歳のOLテルコが、出版社勤務の男性マモちゃんに出会ってから、彼に夢中になり、自分の仕事やプライベートを全部注いでまでマモちゃんに尽くしてしまう、という話です。

親友の葉子に止められてもお構いなしでマモちゃんに尽くしてしまうテルコ。
仕事もクビになってしまうほどマモちゃんに熱中する彼女が葛藤しながらも尽くしてしまう、そんな姿にどこか共感してしまう作品です。

言ってしまえば、「重たい女」のテルコですが、それほどまで彼のことを想い、一生懸命に尽くす姿はすごく「痛い」ものの、テルコの真っ直ぐさや恋愛観は不思議と共感できるところがあり、自分が体験しているみたいに胸がギュッと苦しくなります

ちょっと寂しさなどを感じたいときには、すごくおすすめの小説です。

今と過去を問わず、恋愛で苦しい思いをしている方は一読の価値あり、だと思います。
それと、そういう恋愛を経験したことがない人にもおすすめできます。

やっぱり、小説はその人の人生の擬似体験ができるので、すごく素敵ですね。

いろんな小説を読んで、いろんな人の人生を擬似体験することで感性も豊かになって、自分の人生の判断に困った時にも、「前、小説でこんなシチュエーション読んだな」と思えれば、もしかすると判断の手助けにもなってくれるかもしれません。

おすすめなので、ぜひ読んでみてください。

読んでくださってありがとうございました
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