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コンサルタント志望の大学生が教員免許をとるまで

こんにちは。はじめましての方もいますね。ノモちゃんです。

いつも写真が一緒ですね。自分の写真をあまり持っていないだけなんですが、この方が覚えてもらえるんじゃないかという言い訳でこれでやらせてもらってます。

さて、今日はなぜバリバリにコンサルティング会社志望の大学生が教員免許を取得しようとしたのかについてお話しようと思います。私のキャリアのルーツになるところですね。

まずはコンサルティング会社を志望し始めた頃の話から。遡ること数年前、大学1年生だった私は、某ベンチャー企業でインターン生として働かせていただいておりました。”ほぼ”高校生だった私にとっては、まさに右も左も分からない手探り状態でなんとか一緒にお仕事させてもらっていたのですが、そんな私でも分かる「この人仕事できるひとだ」って思ったのが元コンサルティングファーム出身の社員さんでした。

その社員さんは同じチームで働いていたので、私のメンターとして時々ミーティングをして仕事の進み具合やコーチングをしてくださいました。社会人がどんな手順でお仕事されているかも知らず、その時はコーチングをしてくれていることさえ気づいていませんから、ミーティング中はなんでそんなことを聞くんだろうとばかり思っていました。その方が聞いてきたのは「なにを成し遂げたくてインターンに参加したの?」とか「ノモちゃんはなにになりたいの?どういうことがしたいの?」とか抽象的な質問だったからなおさら。

たしかに、なんとなく大学の先輩からのススメでインターンを始めてみたけどこの先私はなにをするんだろう。どこに就職するんだろう。と思って家に帰って、久々に携帯じゃなくて紙とペンを用意して、その質問に対する自分の答えを考えてみました。

私は高校2年の時から幾度か読んでいたコヴィー先生の”7つの習慣”に影響を受けていて、こんな風に人生を捉えなおす機会を与えられる人になってみたいってつくづく思っていたんですね。これこそ、将来私が心からしたいことなんじゃないかって思ったんです。

さあ、どうやったらその「人生を捉えなおす機会を与えられる人」になれるんだろうって漠然とした質問を漠然と考えてみたんです。自分がきっと最終的にその影響を与えたいのは、自分もその時代に影響を受けてよかったと思った高校生なんじゃないかなと思って、それを多くの高校生に与えるのであれば行きつく先は「学校」になるんじゃないのかなと。

だけど、気ままに大学生活を送ってなんとなく教師になっただけじゃ高校生にそんな機会を与えられる人間にはなれない。そう思って、私が「教師」というひとつの答えにたどり着いたきっかけである”7つの習慣”の本をふと開いてみたんです。そしたら裏表紙に、コヴィー先生は「教育者でありコンサルタントとしても活躍された」と書いてありました。

たしかに、色んなビジネスに触れてたくさんの問題解決をしている元コンサルタントの教師なら高校生にも説得力をもって私なりのアドバイスができるかも!
色んな業界のコンサルやっていれば高校生の進路相談、そのまた先のキャリア相談にものってあげられるかもしれないし!
ベンチャーの元コンサルタントの上司も、すごく仕事ができるし私もそんな風に仕事をこなしたい!頭がまわるコンサルタントになれたら、コーチングもできるようになって生徒の相談にのることの質も良くなるかもしれない!

と、私の中ではバラバラだった色んな ”こうなりたい” や、”あんなことしてみたい” の気持ちが「教師」と「コンサルタント」という形でまとまっていったんです。

きっとどちらだけやるのも、どちらもやらないのも私には足りないから、どっちもやろう!ということで、コンサルティングの就職活動をしながら、教職免許をとることになりました。

教員免許をとることを思い立ったのが一年生の終わり頃で、私は2年制の秋学期から1年間の留学を予定したものですから、それはそれは教職課程の授業を時間割にかつ自分のスケジュールに詰め込むことになりました。だけど、自分のやりたいことが分かっていてする勉強は楽しいものです。

そんなこんなで今に至ります。
今思い返してみてもハチャメチャな理論で大学1年生なりにキャリア設計をしていますね。

それでは!