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休職してました

こんにちは、のみぞうです。
実は12月〜3月まで、諸々の家庭の事情で体調を崩して会社を休職していました(過去形で書くあたりに私の後ろめたさが表現されている)仕事と関係のない理由にも関わらず心配してくれて休職させてくれた弊社はほんとにいい会社だと思う。

休職中何してたの

引越しとかいろんな手続き関係やってたら最初の2ヶ月はすぐ過ぎました。あとは心と身体を休めたり通院したり勉強したりゲームやったり断捨離したり原付乗り回したりしてたら4ヶ月とかあっと言う間でした。

はたらくってなんだろう

今まで何度も転職したことはありますが、あんまり会社と会社の間を空けたことがないので私的に社会人になって初めての長期休み。
仕事してないと暇じゃないの?と思われる方もいらっしゃるとは思うんですが。マジであっという間に1日が終わるのでそんなに感じませんでした。歳をとると時間の流れが早くなるジャネーの法則ってのがありますが…そのせいだけではないと信じたい。

家事やって犬の散歩行ったりしてたら1日すぐ終わるんだか?世の中の多くのおとなたちがどうやってここから1日平均8時間(以上)も時間を捻出して勤労をしているのか理解に苦しむ。しかも国民の義務にもなってる。ホワイジャパニーズピーポー。

今まで何年も普通〜〜〜に働いてきたんだけど、フルタイムで働いたら勤務時間8時間って長くない??しかも割と8時間で終わらないこと多くない??誰が???決めたの?????なんの根拠?????
(どうやら産業革命時代のイギリスで決まったらしい「仕事に8時間を、休息に8時間を、好きなことに8時間を」って好きなことの中に家事とか通勤とかお風呂入るとか含まれるのおかしくありませんか)

まあそんな風に余計なことを考える時間があったので(暇じゃん)自分にとってのはたらくってどういうことなんだろう?ってずっと考えていまして。「自分が楽しく、目に届く範囲の人も楽しく、はたらくたのしく生きていきたいもんだなあ」と思ったりしてました。個人的には、自分と周りがらくにたのしくってのは割と重要な価値観であるという気づき。

別にたくさん働くのが嫌!社畜!労働者の権利!って言いたいわけじゃないんだけど。週休三日制の企業が取り沙汰されたり、FIRE(Financial Idependence, Retire Early)が流行ったりしてるのも、働くことの意味を立ち止まって考えるひとが増えてるってことじゃないかなあ。たぶん。

とはいえ現実問題

休職中は無収入なわけで。お金がなければ生きていくのもなかなか難しくなったりするって現実もある。働かざる者食うべからず。

ほんとそれ
https://minne.com/items/11160393

病気やけがで休職して収入がなくなった人は、申請すると健康保険の方から傷病手当金というのが出ますんで、それをあてに生活する人も多いと思います。

しかし、社会保険料は別で払い続けないといけないので(今まで給料で天引きされていたものが、天引きされる給料がなくなるので請求書として届く※タイミングは会社によるらしい)私の場合だと差額はヒトケタ万円/月くらいになりましたね…もちろん人によるとは思います。しかもお正月挟んだせいか初回の支給に3ヶ月以上かかった。色々タイミング悪かった。

幸いなことに社会人生活が長くそれなりに蓄えもありますので、多少お金が入らなくても呑気に暮らしていけるのですが、若い人だと現実的にはかなり辛いだろうなと思いました。
体や心が辛い人から相談を受けたときに、簡単に休職を勧められないというのはなんとも世知辛いものだなあと…でも体調悪いときはとりあえずほんとに休んだほうがいいですよ。お金より健康のほうが大事です。

まとまった休みがあったらアレをやるのになあ

趣味とか、勉強とか、そういう風に思ってるやりたいことがある方もいると思うんですが。いざ休職するとやらないです。やりたいことをやるためには気力と体力の充実が必要なのだなあと思います。
そして恐ろしいことに気力と体力は少し休んだくらいでは回復しません。むしろ加齢によりどんどん衰えていきチャンスを逃す一方です。やりたいことがある人は今やるのが一番いいですよ。

ちなみに受け身の娯楽は気力と体力がなくてもわりとできます。意外と読書は捗った(図書館のヘビーユーザーになった)星のカービィ ディスカバリーとかやってた。

復職してみて

まず最初は週3日の時短勤務からスタートさせていただいています。そういう配慮があるのも弊社マジで優しい。会社のみんなは以前と変わらず暖かく迎えてくれた。本当にありがたいことです…。

まあそんな感じで以前と変わらずやっていきます。しかしやはり労働に対する価値観みたいなものが大きく変わったのを感じていて、らくにたのしくやっていく方法はないかと模索しているところ。
そんなかんじです。

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