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ここんところずっと眠い

5月27日(月)
高校生の頃、バンドを組んでいた。
Hump Backの「拝啓、少年よ」をコピーして、東西南北に並ぶ校舎の中央、中庭で昼休みにライブをする。
教室の窓から、学生・先生の視線と喝采とが注がれていてこの景色を忘れたくないと思った。たしかまだ少し寒い時期で、でも心は暖かかった。

不意にそんなことを思い出した23時。
思い出す記憶に「軽音時代」というものがあって、それだけで高校時代が充実していたように思えて嬉しい。
実のところは、たいして陽キャでもなく、ただ自分を貫くことに精一杯で、かっこいいと言われたら嬉しくて、人間は好きだけど嫌いなので輪には入りたくなくて、いつもイヤホンをしているから友達の挨拶を意図せず無視したりして。
そんな高校生だったので、例えばステレオタイプな充実した高校生なんかとは違っていたのだけど、そんな自分でいられてそれがすごく誇らしかった。そして今でも全然誇っている。


ところでここのところ、文章を書こうとするとどうしてもネガティブになってしまうので書けずにいた。いや、正確には投稿できずにいた。
人のネガティヴなんかいらんもんな!と思うから

気分がいつも上がったり下がったり、そんなのは当たり前だけどその速さが尋常じゃなく速かった。
それでも平気なふりをして日々の雑務をこなしていたら、言葉に逃げられてしまうみたいで。
逃げた言葉を取り戻せないことが、鬱屈とした気分に拍車をかけてしまう、そんな感じ、だった。そんなよくある話で笑っちゃうだろ?

ギリギリレールに乗ってしまっている自分と、どうしようもないでかい存在に対するやるせなさと、暗い先行きと、それと反対にとことんおめでたい頭でもって考えるハッピーライフと、その落差とに疲れて、でも期待もしている。
まだ21やし、嘘じゃない瞬間を見つけたし、まだまだいける、それが人生

いつか自分の言葉がお守りになればいいと思うので、noteはやっぱり続けたい。
そのための、とりとめもない久しぶりの更新でした。


以下、下書きにしてた記事
ここで供養しちゃえ!という暴挙、すまんな(誰に対する謝罪やねん)


2024年5月未明 帰宅の列車にて

景色をとばしていく開いた窓から、風と匂いが届いてくる。
電車が停まる時、独特な摩擦の匂いがして、詰め込まれた乗客たちが法則に抗う。

外は明るくて、言葉は次から次へと流れてくる。好きな音楽がここにあって、課題に追われ続けていること以外は完璧な生活。
それなのに!だ、ここ最近は波から取り残されがちである。なぜ、どうして、、
文字を書いたら、どこかニヒルで陰鬱な感じが込み上げてくる。逃れようと書いたら、飲まれている。


猫が心優しい人に引き取られて3ヶ月が経った


孤独はいつも、思い込みと共にある

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