野性を失った代償に得たもの
前世でピーマンに村でも滅ぼされたんですか?
ってくらい子供の頃からピーマンが嫌いで、それはもはやわたしのアイデンティティですらあると思っていたのだけど
ある時からじわじわ食べれるようになってきて
これはまずい、と思っていたらついに生でバリバリいけるようになってしまった
「苦い食べ物が食べれないのは野性の名残」説を指示しているわたしは
またひとつ野性を失ってしまった、と落胆した
だがしかし一度ピーマンの美味しさを知ってしまったこの体、ピーマンの肉詰めがどうしても食べたい
ハイボールで油と野菜、流し込みたい
でも最近ピーマンデビューしたピーマン初心者にはピーマンの肉詰めのハードルは高い
火の通りがわからない
肉とピーマンをくっつける的な片栗粉がめんどくさい
それらのハードルを下げに下げ、辿り着いたのがピーマンの肉詰めない
あと、これがマジでこの料理がうまくいくかどうかの大事なとこなんだけど、マヨネーズはキューピーハーフとかじゃなくてできるだけこってりしたやつをたっぷりのせること
これだけ生野菜を食べてるんだからマヨネーズくらい赦されて当然なので毅然とした態度で立ち向かうべし
材料
ピーマン / 2個
氷水 / ピーマンが浸かるくらい
豚挽肉 / 100g
★おろしニンニクチューブ / 2cm
★酒 / 大さじ1
★ケチャップ / 大さじ2
★ウスターソース / 大さじ1
チリパウダー / ひとつまみ強(好みに合わせて調整)
塩胡椒 / 適当
マヨネーズ
作り方
1・ピーマンは縦半分に切り、氷水に30分ほどつける
これをやるとピーマンがシャッキシャキのザックザクになる
2・フライパンに油を引き、ニンニクを温める
3・ニンニクの香りがたったら挽肉を入れて炒める
4・挽肉全体に火が通ったら、★を混ぜて水分を飛ばすように炒める
5・味見をしながらチリパウダー 、塩胡椒で味を整える
6・火を止めお皿に盛る
1のピーマンはキッチンペーパーで水気を拭き取り、マヨネーズを添える
完成
補足
・玉ねぎや長ネギの微塵切りを加えてももちろん美味しい
・味付けは濃い目が美味しい
・定番はケチャップだけど、薄めのパリパリのピーマンはナンプラーでエスニックが合う、丸々したパプリカみたいなピーマンには味噌と豆板醤でピリ辛、とかピーマンに合わせて味付けを変えるのも楽しいよ
#おいしいはたのしい
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