見出し画像

音楽で都市を拡張するプロジェクト『Over Rap Reality』をスタートします

はじめまして、NoMaDoSのまりまりです。

今月スタートした建築をもっとオープンにするコンテンツメディア「MAGAZINE NoMaDoS」。

このnoteでは「建築でムダな遊びを」をテーマに、建築クリエイター集団NoMaDoSが独自の視点で切り取り発信していきます。

さて、これまでNoMaDoSでは『新世界建築』などの記事コンテンツを中心に展開してきましたが、ここで原点に立ち返り、新しい取り組みを始めることにしました。

NoMaDoSは「終わらない自由研究」をテーマに、建築領域での実験的な活動を行う建築事務所

だからこそこんなことはできないか?

仮説で終わるのではなく、実際にプロジェクトをつくることで実験をしてみないか?
記事を読んでもらうだけじゃなく、みんなにも参加してもらえる実証実験はできないか?

・・・というわけで、NoMaDoSではこれから記事コンテンツにおさまらない「実証実験」を始めます!

プロジェクトごとにマガジンを作成し、次々にアイデアがカタチになる過程をnoteでオープンにしていく取り組みです。

まずはこのプロジェクトからスタートします。

音楽で都市を拡張するプロジェクト「Over Rap Reality」

「音楽がハックする身体と都市のミラーワールドエクスペリエンス」というテーマのもと企画したプロジェクトです。

画像1

創造系不動産で働きながら建築ラッパーとしても活躍するカタチトナカミ氏からお声がけいただき、「音楽で街や建築の感じ方や見方を変化させる」というコンセプトを軸に、体験の仕組みやスキーム、コンテンツの形を企画しました。

このプロジェクトでは、東京に存在する「通り」を選定、その通りのA地点とB地点を決定して、その地点を歩く際に聞くラップミュージックを開発します。

そのラップミュージックでは、歩く際に見える風景や構造物のことがリリックされており、かつその歌詞が指示語のようになっていることで、視聴するユーザーはある種行動を音楽に乗っ取られる。
そして、そのリリックは「その通りや土地が普段持たれていないイメージ」に紐づいたものとなっていることで、ユーザーは普段気にしてみることのない街の風景をみることとなります。

音楽によって歩く・見るという行為がハックされ、かつそれによって見えてくる街のイメージは普段見えているものとは異なるものとなってくる。
まるで、何層にも折り重なる都市のレイヤーが立ち現れ、そのレイヤーが生み出すバグの真っ只中にいるような体験コンテンツを考えました。

画像2

展開としては、専門サイトを公開しユーザーが自由に「通り・歩く地点・曲」を投稿することができるオープンサービスを目指して、鋭意開発を進めています。

一緒に遊んでくれる人、この指止まれ

NoMaDoSでは、これからOver Rap Realityだけでなく様々なプロジェクトを通して、建築でオープンに遊んでいきます!

今回ピンと来なかった方も、次に生まれるプロジェクトにはビビッとくるかも?noteやTwitterでぜひチェックしてくださいね。

また、NoMaDoSはいつでも一緒に遊んでくれる人を募集しています。
Over Rap Realityが気になった方、TwitterのDMお待ちしております!

それでは、次の更新をお楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?