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本屋から考えるクリエイターファースト

ヴィレッジ・ヴァンガードの小会社で事業を推進していた際、法務的な問題や会社として実施すべきかどうかの判断がいくつもありましたが、最初に考えていたことは、

新しい文化をつくれるひとたちの枷を外せるようなことにつながっているか?
その行動を阻害したり邪魔になっていないか?
新しい発見につながり議論されるような空間をつくれているのか?

でした。

編集してあげる、という姿勢ではなく、背中をおしてあげたり、新しい組み合わせをクリエイターにも提供できるプラットフォーム、ビジネスを目指していました。

それでも、「クリエイターファースト」で考えることで使いやすいプラットフォームができあがると思っています。

ハンドメイドの作者、イラストレーター、バンド、アイドル、歌い手、動画クリエイター、踊り手、作詞作曲、料理、店舗運営、新しいものごとを生む出す人の背中をそっとささえる会社であればいいなと思います。

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HPのキャプチャ

ヴィレッジヴァンガードのスタートは本屋でした。

本は、本来とても「危ない」ものです。文字が生まれた古い時代から、書き手の伝えたいこと、想いや哲学が詰めこまれ、本人はもちろん他人の人生を変えたり、狂わせたりしてきました。

たった一人の言葉によってかかれた本が、言語を生み出し、国を生みだし、時には革命を起こし、時代をこえて世界の仕組みを変え続けてきたのです。

そして今、本は昔に比べたら自由に書いたり読んだりできるようになり、人が想いや哲学を表現し伝える手段は、インターネットの広がりによって本だけにとどまらず、多様化しています。

音楽、歌、踊りを動画で伝えたり、商品を作ることで伝えたりすることができるようになったのです。

そんな時代になった今、当社ではインターネットの力を活用し、様々なクリエイター(表現者、創造者)に対して、「いままで世の中になかった独創的な空間」を提供し、新しい文化を創造することをミッションとして掲げています。


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