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#3 結婚しないと思っていたデジタルノマドが結婚した理由

Nomad Universityへようこそ!

世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。

わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。

📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。
音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。

前回の記事ではミラが旅をしながら仕事をするときに困ることとどの対応についてお話しいただきました。デジタルノマドは世界中どこでも仕事ができるがゆえに、時差の調整やインターネット環境の確保が必要となります。

第3回目の連載であるこの記事では、ミラの恋愛事情について聞いてみました。デジタルノマドはどこでパートナーと出会うのか、遠距離でも恋愛は上手くいくのか?気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。

本インタビュー記事は、3回の連載でお届けしています

#1 ウクライナ出身のミラがデジタルノマドになったきっかけ
#2 旅をするときに困ること
#3 結婚しないと思っていたデジタルノマドが結婚した理由(今この記事を読んでいます)

この記事の目次は以下の通り。

1.旅行中のハプニング


ミラは既に50カ国以上に訪れたということですが、旅しながら愉快な出来事やトラブルもあったと思いますが、ぜひ教えてほしいです。

そうですね。私は方向音痴なので、どこにいっても道に迷ってしまうんです。そのときは全く楽しくないし焦るんですけど、結果的にいい思い出になることが多いです。

今まで一番印象に残っているハプニングは、バリで女友達と2人でプールパーティに行こうとして迷子になってしまったことです。
バイクに乗って行ったんですが途中でガソリンがなくなって、スマホの電池も切れてしまいました。しかも2人ともです!電池の残量は確認しないといけませんね。

スマホなしで移動するのは難しかったので近くにあったカフェで充電できるようにお願いすると、何も買わないなら充電させないと言い出したのでとりあえずディナーを頼みました。

そのあとオーナーがマップを描いてくれて、ガソリンも用意してくれました。無事にプールパーティーの場所はわかったのですが、あまりにも疲れていたのでパーティーに行くのはやめました。

2.デジタルノマドのパートナー探し

迷子になるのは大変ですけど、時間が経って思い出すと確かにいい思い出になりますね。いい思い出といえば恋愛ですね。
ミラは最近結婚したと聞きましたが、デジタルノマドのパートナー探しはなかなか大変じゃないですか?どうやって見つけたのか教えてください。

これもまた面白い話なんですが、私はもともとパートナーを探していませんでした。恋愛は私には関係ないと思っていましたし、私の家族や友達に聞いても私は一生結婚しないだろうと思われていました。ひとりでも十分に楽しかったし、パートナーの必要性など感じたこともなかったんです。

クラクフという街の会社でオフィスワークをしていたとき、自分でコンサルティング会社を作ろうと思って1週間ほど地元に帰った時のことです。友達から「ミラが会うべき人がいる!彼はとても経験豊富でウクライナはもちろん、世界80ヵ国の会社と仕事をしたことがあって、必ずミラを助けてくれると思う。しかも彼もいまクラクフにいるんだ。」と言われました。

そういうわけで、私と夫との出会いはビジネスミーティングでした。
世界中周って50ヵ国に行っていても、結局運命の出会いがウクライナにありました。

最初は特に惹かれたわけでもありませんでしたが、いろいろ教えてくれるし面白い人だなと印象には残っていました。

はじめはビジネスパートナーとして出会ったということですね!そこからどんな風に恋愛に変わっていったんですか?

私たちはWhatsAppやViberを使って連絡を取り合っていました。
当時は私の人生の中でもかなりハードな時期であり、仕事を辞めようとも考えていたんです。
そのときの上司は、仕事を辞める代わりに1年間休暇を取れば?と提案をしてくれて、今まで思っていたことやこれからについて彼に相談しました。

私にとって彼は赤の他人だったので話しやすかったんです。
それで、1年間の無給休暇を考えていると伝えたら「やってみたらいいんじゃない?」と言ってくれたんです。

彼は、私のことをとても応援してくれてチャットでもどんどん深い話をするようになっていきました。徐々にお互いのことを知ることができ、数ヵ月後に再会。実はそのときには彼に対して友人関係以上の何かを感じていたんです。なので彼に正直に話すことに決めました。

「私は片道切符で1年間世界中を旅してみたいと思っています。でも私たちの間に何かが生まれるのなら、付き合い始めの1年間離れることになってしまうのであまり良いことじゃないと思っている」と思ってることを伝えました。

すると彼は「1年間アジアを1人で旅したいならやるといいと思うし、僕がウクライナにいる方が良ければここにいるよ。大変なときに助けが必要だったら飛行機に乗り込んで会いに行くから!僕に頼ってほしい。」と。

このひとことで全てが変わりました。
私のことを心配し、私の幸せを願っている人がいると実感し感動しましたね。それで彼に「一緒に行かない?」と提案したら「いいよ!」と言ってくれたんです。

3.信頼を深めてゴールイン

とても感動的でいい話ですね。彼の想いはとても素敵だし、一緒に旅に誘ったのもいい結果になりましたね!私もそんな物語を体験してみたいです!

ミラのインタビューはここまでです。Nomad Universityをお読みいただきありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか?

また次回のゲストインタビューもお楽しみに!

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