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実は恐い紫外線のおはなし

こんにちは、GOTOです。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんは日焼け対策をしていますか?
僕はもともと肌が浅黒くて、日焼けには強い体質ですが、日焼けのメカニズムについて学んでからというものの、紫外線の恐怖に怯え、将来のお肌のためにがっつり日焼け対策をしています。
今日は、日焼けの原因である「紫外線」について僕が調べたたことを書いていこうと思います。

・紫外線って何?

まずは、について簡単に説明をします。ざっくり簡単に言うと、光というのは「エネルギーの波」です。地球には、太陽からのエネルギーが降り注いでいるおかげで、明るくて暖かい昼間がやってきます。

光(エネルギーの波)は、波の間隔によって性質や見える色が変わります。この感覚のことを波長といいますが、波長が長くなると赤っぽい光になり、波長が短くなると紫っぽい色に見えます。さらに、光の波長は短くなるとエネルギーが強くなる性質があります。

紫色の光よりさらに波長が短くなると、今度は人間の目には見えなくなります。これが紫外線と言われているのです。
つまり紫外線というのは、人間の目には見えなくて、強いエネルギーを持つ光のことです。

・紫外線に当たるとどうなるの?

紫外線には、ある特徴があります。それは、分子をぶっ壊すということです。たとえば、屋外に放り出されたプラスチックのバケツって、だいたいボロボロじゃないですか。あれは、プラスチックの分子が紫外線によって破壊されることで生じた劣化なんです。

また、浄水場などで、汚い水を浄化するときにも紫外線が使われます。これは水中の細菌に紫外線を当てることで、細菌の細胞をぶっ壊して殺す作用を使っているんですね。

このように、破壊光線といっても過言ではない紫外線ですが、当然人間の体だって影響を受けます。私たちの皮膚の細胞は、紫外線を受けることでちょっとだけ細胞が壊されているのです。ちょとだけね。

・紫外線の種類と対策方法

ここまでざっくりと、紫外線の影響を説明しましたが、実は紫外線はさらに3種類に分類されているんです。UV-A、UV-B、UV-Cの3つです。

このうち、UV-Cは上空のオゾン層でほぼ100%吸収されてしまうので、問題にはなりません。僕たちが気にすべきは、UV-AとUV-Bの2種類です。

UV-Aは、エネルギーが比較的弱いものの、肌の表面を突き破って内部まで入ってくる性質があります。そのため、すぐに肌が真っ赤っ赤!ということはありませんが、何年も浴びることでジワジワ細胞が壊されて将来のシワやシミの原因となります。中までじっくり焼ける電子レンジみたいなイメージですね。

UV-Aを防ぐには、日焼け止めが有効です。パッケージの「PA+++」という表記が、UV-Aに対する防御力を表しています。+が多い方が強いですね。

一方、UV-Bはエネルギーが強く、肌の表面を黒く焼く性質があります。イメージでは、表面をこんがりさせるオーブンみたいな感じです。

日焼け止めの「SPF 50」という表記がUV-Bへの防御力を表しています。SPF50の場合は、素肌の状態に比べて紫外線を1/50にしますよ!っていうことです。

・日焼け止め…塗っていればOKじゃない!

ここでは、紫外線や日焼け止めについてよくある誤解をご紹介します。

1.曇りの日は日焼けしない ⇒✖
先ほどご紹介したUV-Bは、雲によってほぼ完全に遮られるため、曇りの日に肌が赤くなることはまずありません。一方UV-Aは、曇りの日でもなんと80%が透過して地表に届いていて、曇りの日に紫外線ケアをしない人はシワシワ確定です。

2.朝に日焼け止めを塗っておけばOK ⇒✖
日焼け止めの製造メーカーの情報によると、一度塗った日焼け止めの効果は、2~3時間しか持続しないそうです。10時~14時の4時間に、1日の紫外線の60%が到達すると言われているので、お昼頃に塗り直す必要があります。


今回は紫外線と日焼けについて書いていきましたが、これによって少しでも将来のシワシワおじさん&おばさんが少なくなれば幸いです。

以上、ありがとうございました。
GOTO

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