「マクロとミクロについて」中1に分かる解説をします
こんにちは、GOTOです。
ちょっと突飛なタイトルをつけてみました。目をひくかなーと思って。
僕は何かの説明をするとき、「この話は中1でも分かるかな?」ということをよく考えます。なぜなら、世の中の大人はほとんどの分野が専門外であり、その分野では中学生レベルの前提知識しか持っていないからです。
何も知らない状態の人に、いきなり謎の専門用語をぶつけて複雑な話を展開したところで、理解してもらえる見込みはありませんし、大人の上手な愛想笑いによって真相は闇の中です。
ならば解決法はひとつです。相手に何の前提知識も要求せず、かんたんな言葉遣いと一般名詞だけで説明を乗り切るのです。現在ではどこの業界でも、「簡単な説明ができる」スキルは、有能さのバロメータとなっています。
という訳で、僕もこの中1説明にトライしてみたいと思います。
テーマは「マクロとミクロ」。よろしくお願いします。
・要するに神様と虫メガネ
例えば、昆虫についての話をするとします。この時、宇宙から地球を眺める神様の視点で、「地球には100万種類の昆虫がいますね」というものの見方をマクロといいます。
反対に、虫メガネのように狭い範囲だけを見て「東京のアリには毛が生えてますね」という見方がミクロです。言葉が似ていてややこしいですね。
このマクロとミクロという2種類の観察方法は、様々な分野で使われていて、そのひとつが経済です。
経済というのはお金の流れを考える学問です。神様的(マクロ)に経済を見ると、日本全体の豊かさであったり、アメリカと日本の貿易などが見えてきます。一方、虫メガネ(ミクロ)で経済を見ると、個人の家計簿や、ラーメン屋の値段設定とかに関心が行きます。
・ものの見方にはクセがある
さて、マクロとミクロという2つの視点をご紹介しました。物事を観察するときには、この両方の視点を使うことで、正しい状況を把握することができます。
しかし、多くの人はマクロとミクロのどちらかの視点に偏って考えてしまうクセを持っています。例えば学校に通っている状況について考えます。
ミクロな視点だけで物事を考えると、クラス内の人間関係や先生からの評価ばかりを気にして、自分の能力が社会でどう生かせるかなど、広い視点を持てなくなります。
一方マクロな見方だけでは、明日のテストのことや、クラスメイトとの関係に気を配れなくなり、浮いた存在になるかもしれません。
したがって、目先のことに集中して頑張りつつ、将来や世間のことにも関心を持つバランス感覚が、人間には必要なのです。
・あなたはどっちで考えてる?
ここで、あなたの考え方はマクロとミクロどちら寄りなのか、チェックリストを考案してみたので、ちょっと考えてみてください。当てはまる項目が多い方で、あなたは考えがちということです。
思うがままにこの表を作ったのですが、おそらくどちらにも当てはまらない人が90%ですね。すみません、コレ当てにしないでくださいね。
要するに言いたいことは、自分がいま考えていることは、神様の見方と、虫メガネの見方どっち寄りなのかなーってことを意識すると、これまでと違ったことが見えてきたり、より深い考え方ができるようになるよってことです。
これでマクロとミクロの説明は終わりです!どうですか、分かりましたか?説明がいまいちだったところとか、気になったところがあれば、コメント欄で指摘していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
それでは、最後までありがとうございました。
GOTO
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