🗂️ Design Materials：ワークフローをスピードアップ!便利なFigmaのユーティリティ・プラグイン

2021年11月2日 08:16

Figmaユーティリティ・プラグインとは？

プラグイン（Plug in）は、本来「差込口」という意味ですが、ここではFigmaの機能を拡張するソフトウェアを意味します。

Figmaのアプリケーションに個別に追加してバージョンアップが可能で、不要になれば、アプリケーションに影響を与えることなく削除することができます。

今回は反復的なタスクを加速させ、私たちのワークフローの改善を手助けしてくれるユーティリティ・プラグインをご紹介させていただきます。

Product Planner

作成者：Hexorial Studio
Hexorial StudioのProduct Plannerは、プロダクトマネージャーとデザイナーが一緒にプロジェクトをすばやく開始できるようにする、便利なプロダクト計画および管理資産のリストを備えたプラグインです。

画像：uxplanet　（テンプレートを選択している画像）

かんばんボード、ガントチャート、機能の優先順位付けチャートなど、いくつかの便利な既製のテンプレートがあります。また、研究者やデザイナーが使用できるブレーンストーミングテンプレート、付箋、ジャーニーマップもあります。基本的に、プラグインは、プロダクトロードマップの方向性を明確にするために必要なすべてのワンストップリソースです。

さらに、「Work Remote like a Boss」は、リサーチャーやデザイナーがFigmaで楽しいブレインストーミングセッションを実施するのに役立つ優れたファイルです。これらのテンプレートは、利害関係者がジャーニーマップとフローチャートを簡単に作成するのにも役立ちます。

Figma Chat

作成者：Hexorial Studio

PhilによるFigmaChatは、その名前が示すように、Figma内で共同編集者と会話するのに役立つチャットプラグインです。

そのため、簡単な質問をするために、ウィンドウをslack / teamに切り替えたり、Figmaページにコメントを追加したりする必要がない場合があります。プラグインの最良の部分は、ページ上のレイヤー/オブジェクトを選択するだけで、利害関係者が状況に応じた会話を行えるようにすることです。

Viewports

作成者：Denis Rojcyk

Viewportsは、フレームのサイズをさまざまな一般的なデバイスサイズに変更するための非常に便利なプラグインです。

1. 最初にコンポーネントにConstraintsを設定する必要があります。
2. 次に、Viewportsを起動し、それを使用して、選択したフレームサイズでモックアップがどのように表示されるかを確認できます。

Constraintsとは、サイズ変更に役立つ機能で、レスポンシブなデザインを作成するのに役立つ機能を紹介します。「Auto Layout」と「Constraints」の機能を活用すると、デザインのサイズ変更が必要となったとき、手軽に調整できるようになります。 Figmaでは、オブジェクトを左、右、上、下、中央、スケール、左と右、または上と下に固定することができます。

画像：figma
このプラグインの最も便利な側面の1つは、フレームサイズごとに、特定のデバイスからコンテンツを閲覧しているユーザーの推定世界市場シェアを表示してくれることです。

Component Cloner

作成者：Kate Miller
インスタンスではないマスターコンポーネントのコピーを作成したいと思ったことはありませんか？または、マスターコンポーネントとそのすべてのインスタンスのコピーを作成しますか？
Component Clonerは、選択したマスターコンポーネントとインスタンスのコピーを作成してくれます。

画像：figma

Nisa Text Splitter

作成者：Orkhan Jafarov

テキストのブロックをコピーしてFigmaに貼り付けたことがありますが、テキストの各行を個別のオブジェクトとして使用したいことに気づきましたか？おそらく、これらのアイテムをアルファベット順に並べ替えたり、順序を逆にしたりする必要がありますか？

Nisa Text Splitterは、このプロセスの面倒な作業を取り除きます。テキストを新しいテキストボックスに入力または貼り付けて、Nisa TextSplitterを起動するだけです。次に、これを使用して、改行ごとにテキストを個別のテキストボックスに分割できます。その後、プラグインを使用してそれらを並べ替えることができます。複数のテキストボックスを1つにマージする場合は、これを実現するための結合関数もあります。

画像：figma

Find and Replace

作成者：Jackie Chui

画像：Find and Replace　プラグイン

Find and Replace
このフル機能のプラグインは、ご想像のとおり、ドキュメント全体でテキストを検索して置き換えることができます。ただし、このプラグインにはいくつかの追加のトリックがあります。キャンバス上のテキスト文字列を置き換えるだけでなく、レイヤーを見つけて名前で置き換えることもできます。どちらの操作も大文字と小文字を区別し、文字列のどこで置換するかを指定できます。テキスト内の任意の場所、最初、最後、または完全に一致する文字列のみです。

💡ボーナスのヒント：

⌘+ /（Mac）または ctrl + /（Windows）を押すと、メニュー検索を開いてフォーカスを移動できます。すぐに使用したいプラグインの名前を入力し、キーボードからプラグインに移動し、Enterキーを押してプラグインをすばやく起動できます。

まとめ

今回は反復的なタスクを加速させ、私たちのワークフローの改善を手助けしてくれるユーティリティ・プラグインをご紹介させていただきました。

これらのプラグインがFigmaワークフローをスピードアップさせ、、時間を節約できることを願っています。

［参考資料］

utility plugins to speed up your workflow

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

メルボルンを拠点にプロダクトデザイナーとして働いています。主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？