マガジンのカバー画像

5
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

絶望の詩

絶望の詩

午後十時、
ニュースが語る残酷は
いつになったら終わりが来るの

世界からぽつり、ぽつりと、
輝きが失われてく、蝕まれてく。
----------
蓋の上「守る!」「救う!」と言うけれど、
蓋の下にもあるよ、
命が。

恐ろしい、自由や平和、平等が
キョウキにみえて眠れやしない。

目の前で希望の笑顔奪われた。
何も出来ない僕は無力だ。

「しょうがない」過剰に与え腐らせる。
死に損ないの無様な姿

もっとみる
失恋の詩

失恋の詩

懐かしい風が優しく頬撫でた。
空知らぬ雨、世界が滲む。

僕の夢、叶わなかった幸せが、
いたるところでキラキラしてた。
----------
反省をし続けるのが恋でした。
後悔をし続けるのが失恋でした。

依存して、反省ばかりしてた夜。
(本当ごめんね、ちゃんとするから)

別れ際「またね」と送る。
あの時は「さよなら」だけが送れなかった。
----------
痛かった傷口そっと撫で思う。
「ど

もっとみる
鬱くしい詩

鬱くしい詩

午前二時、死んだ目をして横たわる
傷む未熟に脈打つ孤独。

白昼夢、現実逃避し続ける。
我に返れば圧死しそうで。
----------
おびやかす、度々心侵すもの。
「不安」「憂鬱」「苦悩」「葛藤」

降りしきる、カタチの変わる「自分とは?」
止まない自問、こころに自傷。

消えていく思い出抱いてうずくまる。
消えてかないで、忘れたくない。

死んだ目が狭まる道を映し出し、身動きできずギュッと目閉

もっとみる