見出し画像

鬱くしい詩

午前二時、死んだ目をして横たわる
傷む未熟に脈打つ孤独。

白昼夢、現実逃避し続ける。
我に返れば圧死しそうで。
----------
おびやかす、度々心侵すもの。
「不安」「憂鬱」「苦悩」「葛藤」

降りしきる、カタチの変わる「自分とは?」
止まない自問、こころに自傷。

消えていく思い出抱いてうずくまる。
消えてかないで、忘れたくない。

死んだ目が狭まる道を映し出し、身動きできずギュッと目閉じる。
----------
白い目が異臭を放つ思春期とダサい容姿に
刺さり続ける。

絶え間なく「スキ」を過剰に摂取して、
自分騙して、今日も生きてる。
----------
「いつか死ぬ」、そんな言葉に救われる。
死があることで、安心できる。

僕たちは欠けているから鬱くしい。
その愛しさを忘れないでね。

この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,153件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?