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身体と心の回復速度は違うのよ

2019年を休養にあてて、持病の悪化からどうにかこうにか回復しました。働きながら3年くらい闘病しているうちに、随分と心まですり減っていたようです。

働いているうちはそんなこと思いもよらず、体調さえ戻ってくれればいくらでもなんでもやってやるのに、みたいに思っていました笑

いざ回復してみると、そこに残されたのは疲れ果てた心だけ、って感じで。
身体は元気なのに、何かをする気力が湧かない。

なんなら、向かう方向が無くなったという意味では、回復しようと過ごしていた頃より気力を失っていたかもしれないくらいです。


しかもなまじ元気になったものだから、何か次のことをしないといけない焦りがあったりして。どんどん悪いサイクルに入っちゃったりね。

心が回復するまで、4ヶ月くらい余分にかかった体感です。

少しずつ前向きになるうちに取り組むことも増えてきて、焦りも消えてゆっくりとできることが増えて、いいサイクルに。


ちょっと元気になっただけで、周りの人は色々言ったりしてきちゃうんですよね。そんな簡単に人は回復しないってことを理解してほしいものです。

逆に、休んでる立場の方にも、理解したうえで自分を許してあげてほしいな、と思います。

せっかく身体が元気になってきたのに、それが逆に効いちゃって心が元気無くなるとかもったいないを通り越して元の木阿弥ですからね。

焦らずゆっくりです。ちょっとずつ良くなりますから。


もちろん、何かに挑戦するってことは心の健康を回復するのにかなり効果的だと思います。

休職中の方とかでnoteで何か発信してる方も結構いらっしゃって、めちゃくちゃ気持ち分かります。そして、投稿への心理障壁が妙に高くなっちゃったりとか、続けられない自分が情けなくなるような気持ちも分かります。

元気いっぱいじゃないとね、意外と難しいものだと感じました。僕も19年10月くらいに投稿してみたものの、結局ある程度力を入れられるようになったのは年明けくらいからでした。

それでもなかなかエネルギー使ってしまう感覚があって、3月くらいからですかね、心の回復をしっかり実感したのは。

最近ようやく、内側に気力が滾るのを感じるようになりました。
こうなってくると色々といい方向に転がっていくものです。


繰り返しになりますが、
休養中の方は、身体に追いつかない心を自覚して、自責に陥ることなく過ごしてください。

休養中の方が身近にいらっしゃる方は、身体が元気になったからといって物事に全力で取り組めるほど、人が単純にできていないことを理解してあげてほしいです。

今は時勢もこんなですし、各所に摩擦が起きていると思いますが、落ち着いて一歩一歩進むことを大切に過ごしていきたいですね。


そんな具合で、

この投稿は
ワーカホリックだった僕が思い切って休んだ1年を振り返るシリーズ
のVol.13なのでした。

シリーズと言いながらも、単独の読み物として成立させていますので、もしよろしければ、マガジンから他の投稿もご覧くださいませ!


ということで、

お付き合いいただき、ありがとうございました!

お相手は わたくし、
納木まもる でした。

次の文章も楽しんでもらえますように。


読んでいただいてありがとうございます。貴重な時間をいただいていることは自覚しつつ、窮屈にならない程度にやっていきます。