円が暴落してもニートはニートを続けられるのか

比良山の山頂にはまだほんの少しだけ雪が残っている。今この近江盆地はすっかり二桁の気温である事から、ここと、ここから見える彼方の山頂の気候が、全く違う事がこの雪を見て把握出来る。ネットで天気を調べると、今日はやや冷えるとか何とか書いてあった。しかし私は今日一日を過ごしてあまり寒いとは思わなかった。寧ろこの彼方の雪を見て、強く懐かしさを感じた。もう三月も終わりなのである。

大相撲春場所が終わってかつ今日はプロ野球も休みであるから、これは散歩と読書の日だろうと思って、散歩と読書をする一日にした。大相撲の終わりは寂しいけれど、こうやって他の事をする時間が増えるのは喜ばしい事だ。散歩の目的地と読書予定地は共に隣町の図書館である。普段と違う場所で本が読みたいと思った場合はこの図書館が最適だと思っている。今日読み終えた本は、『スターリン「非道の独裁者」の実像 (横手慎二)』だ。近頃はロシア関係の話題が好みである。

それはそうと、私は経済に関しては無知なのだけど、今日の円安にはやや驚いている。私の乏しい知識に依ると、円が安いと、海外から物を買いにくくなるはずで、ただでさえこの頃は小麦製品を中心に物価が上がっているのに、より一層物価が上がるのではないかと心配になる。このままニートを続けていられれば良いが。もし仮に日本経済が非常に悪くなったら、私も労働をしなくてはならないのだろうか。いや、そんな状態になったら労働をしてもしなくても苦しさは同じな気がする。苦しさが同じならば、当然労働はしない。時間と体力を売るか、満腹感を売るかの二択である。満腹感を多少売って、時間と体力を売らなくて良いのであれば、日本経済がどうなろうと私の生活は大きく変わりはしないと思っている。だからと云って必ずしも楽観出来るニュースでは無い気もする。ううん、どうなる事やら。南無阿弥陀仏。

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