見出し画像

新卒で証券会社に入社し3ヶ月で退職した話。

結論:4月に入社して6月に退職しました。
すぐに退職した私が根性なしかもしれません。

大学は2012年3月に卒業しました。
ちょうどリーマンショックから少し回復しようとしてる時期で、求人倍率が0.82倍と就職氷河期とも言われていましたね。
専門学校に入学する人もいれば、アルバイトをそのまま続ける人もいました。

そんな厳しい就職活動の中で、私は内定もらった企業は、証券会社でした。
大きな会社ではなく、社員が30人ほどの小さい会社でした。
小さい会社でも就職氷河期と言われる中で証券会社から内定貰えるのは嬉しかったし、何より浮かれてました。

4月1日に入社式を終え、まずは研修、

証券外務員という資格を取らないと営業することができません。ので、
毎日人事部長から外務員試験の知識を叩き込まれて、残業もありません。

9時から18時まで眠気と戦いながら研修して、5月の試験に向けてひたすら勉強してました。大学の延長みたいな感じで毎日を過ごしていました。
結果、第二種証券外務員に合格することができました。
「これからガッツリ営業して、ガッツリ稼いで行くぞー!」
と意気込んでいましたが、まさか2ヶ月も持たずに辞めてしまうのは自分でもびっくりです。

営業に配属されてから、最初の仕事は、ひたすら電話をかけることです。

どこで入手したかわからないリストを上から順番に電話をかけていく。

売る商品も 投資信託一本だけです。

その時に売っていた商品の手数料が以下の通りです。
(覚えている限りですが・・)

購入時手数料 3.21%
信託財産保留額 0.1%
運用管理費用 1.7%
基準価格 10,000円 

毎月分配で100円/一口でした。

今思うとこんな商品商品を売ってたんだってゾッとします。

商品はともかく、
社内は常に怒鳴り超えが響き渡り、部長は課長へ、課長は係長へ、係長は平へ、、平から新入社員へ、と続く。

残業代はなし、土日もあったりなかったりで、
その時の先輩に話を聞くと早い人で1日で辞める人もいるとか・・・笑

証券会社ってもっと違うイメージを思い描いてましたが、、本当にがっかりしました。
いろんな人に相談して、結果6月に退職することに決めました。

石の上にも三年
って言いますが、本当にそうでしょうか。

20代はいろんな経験を積むことは大事だと思うし、合わないなら続けても心身にダメージが蓄積されるだけで、良いことは無いと思っています。
それなら若いうちに職を転々としてもそんなに悪いことじゃないと思います。ちゃんと理由があればね・・・

今転職を考えている人は自分を信じて、一歩踏み出しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?