見出し画像

BUMP OF CHICKEN, "ユグドラシル" (2004)

"天体観測"から2年、その人気を不動にしたバンプの2作目となるアルバム。2000年代邦楽のギターバンドブームを牽引したバンドのマスターピース。

実は個人的にバンプとは縁がある。地元の千葉県佐倉市出身のバンドで、佐倉の有名人といえば長嶋茂雄、高橋尚子、そしてバンプだった。私自身、当時まだ小学生であったが、中学高校とバンドを聴くようになって、ほんとにこの世代のど真ん中を歩いてきた感じがある。アジカン、ラッド、、、ほんとにこの頃の邦楽のインディーズシーンは楽しかった。(と言っても本当の意味で音楽にのめり込んだのはもう少し後なのだけれども。。。)

藤原基央という才能は、ほんとにいろんな逸話があって面白い。視力がかなり悪いがコンタクトもメガネもかけないとか。それでいて目まで伸びる長い前髪なので、ほとんど何も見えていないらしい。あとこの人は歌詞をメモらない。本当に良い歌詞は忘れないのだとか。

音楽的にはフォークに影響を受けたインディーズロックという感じがある。最近はあまりこういったタイプの曲を聞かないなと感じる。最近の邦楽はおしゃれなブラックミュージック寄りの曲が多い。強いて言えばあいみょんとかはこの系譜なのかな。

注目トラックは"sailing day"。もうなんかこのアルバム聴いてたら小学生中学生くらいを思い出して急にエモくなってしまった笑 はあ、つらい。。。(MVのワンピースも世代なんだよな。。。)

またこういうギターバンドブームが来ないかな。。。

2022/1/28(Fri) 2022年音楽レビュー#9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?