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Foster the People, “Torches” (2011)

2011年に現れたインディーロックの救世主!独特の浮遊感と煌びやかなサイケデリアの世界。

2011年頃のロック若しくはインディーズのアルバムとしてはかなりポップで、音楽シーン全体としても久々に売れたロック系のアルバムだったのではと思う。

アルバムを通して非常にダンサブルで、またボーカルシンセが多用されており、これは彼らのサウンドの一つの特徴となっている。この「クヮックワッ」というアヒルのような音がリズミカルでノリやすいサウンドを生み出している。

注目トラックはYouTubeで当時かなり再生された「Pumped Up Kicks」。この歌詞がかなり面白い。殺人予告のような内容で「ロバートは仕事が早い」から始まるこの物語は当時かなり物議を醸した。(ちなみにコード進行がダフトパンクのGet Lucky風で、こう言った要素もダンサブルな雰囲気に一役買っている。)

このアルバムは彼らのデビューアルバムであるが、なんとなくこの時の一発屋のように思われがちである。しかし、2nd, 3rdアルバムを追いかけてる僕からすると正直「なんで?」と言った感じで、そのサイケでダンサブルなサウンドには磨きがかかっている。

日本人にも分かりやすいポップさを持っているので、もっと取り上げられてもいいのになーと思う今日この頃。。。

ちなみに今は通りがかりに見つけた(おそらく最近できた)コーヒーショップから書いています。こういう時ってテンション上がりますよね〜

ではでは。

2022/1/21(Fri) 2022年音楽レビュー#6

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