のはる(中野)
想いのままを綴ります。 日々、気づきの日。
日々の想いをショートストーリーとして載せています。
ショートストーリなどを含め、小説を載せて生きます。それぞれの小説は文字数的に数回に分けて、連載の形になります。ストーリーや登場人物に共感していただければ嬉しいです。
日々、感じたこと、思えたことなどを短歌にしていきます。
毎週水曜日に、写真とともに日々の思いをメッセージします。
意識を変える(4) 不運の中に幸運が隠れている ディズニーランドへ行った日のこと 空が暗くなり、突然の大雨 せっかくのディズニーランドなのに大雨とは 大慌てでカッパを買い、傘を買い、みんなそれぞれディズニーランドキャラクターの入っている雨具を楽しそうに探し、雨に濡れにようにした その日から数年が経った その間、何度かディズニーランドへ行った 不思議だなぁ ディズニーランドの話が出ると、あの大雨となった日のことが一番の思い出になっている キャラクターが印刷されているカ
意識を変える(3) 同じものなのに 子どもたちの前でお水を飲んだ 最初はコップで 子どもたちは、何の変化も見せなかった 次に紙コップで 子どもたちは「そのコップ洗ってある?」と声を出しただけだった 次に検尿で使われる四角形を折り曲げコップにするもので飲んだ 子どもたちは「え〜、汚ねぇよ」と声を出した みんな同じお水なのに 飲む容器が違うだけなのに 真実は何なのか 真実を見る目をもちたい
意識を変える(2) みんなと違う 左右、違う靴を履いて外出したのはのび太くん みんなに笑われた。 ドラえもんが道具を出した。 左右違う靴を履くことが流行になった。 多くの人が左右違う靴を履きはじめた。 左右同じ靴を履いている人は流行に乗り遅れていると笑われた。 みんなと違うと笑われ みんなと同じだと笑われない 不思議 不思議 不思議 人の動きに左右されない生き方 人生は多数決ではない 自分の人生は、少数派でいい 自分だけの人生を歩みたい
意識を変える(1) 自分基準 街中にある自動販売機でジュースを購入。 150円 スーパーにある飲料水コーナーで同じジュースを購入。 98円 どう考えるか。 自動販売機のジュースは高いと考える? スーパーのジュースは安いと考える? 普段、スーパーでジュースを購入して飲んでいると、自動販売機のジュースは高く感じる。 普段、自動販売機でジュースを購入して飲んでいると、スーパーのジュースは安く感じる。 どちらも同じジュース。 どちらも冷えている
街を走る赤いバイク。地図もなく、ナビも見ず、細い路地にも入り、正確にそれぞれの家に郵便物を届ける。 我が家に郵便物が配達される時間は、午前10時頃。いつもほぼ同じ時間に配達される。その時間に玄関先にある郵便入れに行くと、郵便配達の方と会うことが多い。昨日もその時間に玄関を出ると、郵便配達の方に挨拶ができた。ポストに入れず、直接、手渡しで郵便物をいただいた。 今日は、昨日いただいた手紙の返信を投函しようと、郵便ポストまで徒歩20分の道を歩いていた。ちょうど10時近くだ
風は強いが天気はよい。いつものように河原に散歩に出かけた。帰り道、よく行く本屋に寄った。最近、この書店で(ナンバー)クロスワードというパズルの本をときどき買う。時間を決めて集中してパズルに取り組むことが楽しくもあり、脳のトレーニングにもなるのかと思いながらパズルを解いている。ひなたぼっこばかりしている母には「間違い探し」の本を買おうと思った。 パズルのコーナーには「脳トレ」「脳活」と大きく書かれたパネルとそのパネルの前にはたくさんのパズルの本が幅広く並んでいる。購入する人が
そわそわ 近くのケーキ屋さんに行った日のこと。ケーキ屋といってもアイスクリームもクッキーも売っているお店。店舗の半分はアイスクリームの冷凍ボックスが並んでいるお店。私はケーキを買うのではなく、いつものように袋つめのアイスクリームを手に取っていた。中学校のジャージを着たままの男子生徒が自転車で乗りつける姿が窓越しに見えた。背負ったカバンを背中から降ろし、お財布を出してはしまう。そしてそっと店内を見る。何かそわそわしている様子。アイスクリームを3袋、買い物カゴに入れ、レジに向
伝えたいのに伝えられない。 どう伝えれば伝わるのか、私にはその力がなかった。 まだ会ったこともないあの方とメール交換を始めたのはいつ頃からだろうか。他愛もない内容でもメールのやりとりは続きました。 ある日のメールを読み驚きました。 「私、『池にいる鯉の形が分からない』と友達に話したら、その人が私を池に連れて行ってくれて、池に餌をまき近くに鯉を寄せて、その鯉に触らせてくれたんです。そして、その鯉を持たせてくれたんです。私の服はびっしょり。でも嬉しかった。鯉ってこんな
「いらっしゃい、いらっしゃい!」 バス通りから一本入った道にある八百屋さん。従業員を使うほどの大きな八百屋さん。年配のご夫婦が店長。当時、買い物に行くと「これひとつ持っていきなよ」と元気な声で奥さんがお店の野菜や果物をそっと買い物袋に入れてくれていた。それはどのお客に対してもそうだった。 ご夫婦の人柄でそのお店はいつも人が溢れていた。働き者のご夫婦で、休業日はなかった。いつも笑顔で元気な声の奥さんは常に店の中を歩き回っていた。「お店の休みの日はないのですか?」と聞く
冷風に肩をつぼめて散歩道 時を忘れず咲く梅の花
母思い 寝顔見ながら母思う 明日の母にも また会いたくて #短歌 #句会 #母 #TANKA #tanka
神様が応えてくれた 新年、氏神様にご挨拶に行ってきた。田舎の小さな神社。ちょうど正午だった。誰もいない神社。 鳥居のところでできるだけ横に寄り深く一礼。それから参道を歩き、手水舎で手を清め、本殿へ。鈴緒を握り、本坪鈴を鳴らした。そしてお賽銭を。 これだけで心が引き締まる。拝殿に向かい二回、深く礼をした。そして、誰もいない神社に響くように手を二回、叩いた。手を合わせたまま、目をつむった。 その時だった。一瞬、空気が止まった気がした。そして、体が軽くなった。次の瞬
海老の天ぷらと接骨院 パチパチ、チリチリ、ジュワー。天ぷらが揚がる。 大晦日に年越し蕎麦を食べた。今年は蕎麦の上にのせる天ぷらを買わずに自宅で揚げた。海老の天ぷらを揚げるといつもまっすぐに揚げることができず、反ってしまう。天ぷら屋の海老のように、せめてスーパーで売っている海老のようにまっすぐに揚げることができないだろうか。 困った時のネット検索。なるほどと思いながらもいくつかのサイトをみる。よし、これでわかった。 まな板の上に、海老をおく。身につけた鎧をゆっくり
除夜の鐘 遠くに響く去年今年 春の足音 かすかに聞こえ
赤白二龍の由来 伊豆山神社の縁起「走湯山縁起」に拠れば、当伊豆山の地底に赤白二龍和合して飲す。其の尾を箱根の湖水(芦ノ湖)に漬け、その頭は日金嶺(伊豆山)地底に在り、温泉の沸く所は此の龍の両目二耳並びに鼻穴口中なり(走り湯)二龍精気を吐き、赤白海水に交わる、二色浦は此を謂ふなり。赤白二龍は御祭神 天忍穂耳尊の随神であり、赤は火を表し白は水を表す、火と水の力でお湯(温泉)を生み出す温泉の守護神でありますこと。
知らぬうち 知ろうとせずに 知ることに 訃報欄の あなたの名前