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フィクション?ノンフィクション?

黙っててごめん。でも友達でいてください。

初めて食事をした次の日

聞かされた内容からの

私の本音は

…なんで言わへんかったんだろう

だった

ちゃんと好きな人がいるのなら

初めからそう言ってくれるべき

…じゃないだろうか?


出会いは職場

営業で来た…新人を少しだけ脱した

ちょっと頼りなげな感じ

それでも目に力があり惹かれた


それから彼が来ると

必ず先生に

会ってもらえるように手はずをし

仕事でミスをした時は

微力ながら私の顔を立ててもらって(笑)

先生の許しをプレゼントした


そうしてやっとご飯に行けたのに

その場では言ってもらえなかった事実

そして…あの言葉

ずるいなぁ。。

としか思えなかった

だけど

友達ならいいか…なんて

その時は軽く考えて

では、よろしくお願いします

とスタートした

これが…間違いだった


毎日、やり取りをして

週イチには営業に来てくれて

月イチぐらいのペースでご飯に行き

そんな事をしていたら

負けるに決まっている

いや、私の方が最初から負けてたのだから

気持ちが大きくなるのは当り前

それでもそれ以上は望まないと

必死で我慢していた

この人が好きな人だから

きっといい人なんだろうな

と思って


友達は

仕事に都合がいいからだよ

…と事あるごとに注意をしてくれて

それはもちろん理解してたから

違う人に目を向けようと

それなりに試みて

他の人とどこかへ行ったりもしたけれど

結局、ダメだった


毎日会えないと涙が出てくるし

仕事に身が入らない事は…

全然なかったんだけど(笑)

不安定になってる事も多々あった


そんなこんなで4年ぐらい続き

彼が担当を外れ異動をすると決まり

なんとなく…これで終わるなぁと思った


ずっとそばにいる

と言った言葉を

信じてたわけではなかったけど

それでもそうなったらいいなぁと思う度に

彼女さんの顔がチラついて

踏み込めなかった

でも

最後の日だけは

その彼女さんの顔を心に押し込めて

思いっきり甘えた

そして帰り際に握手をされた


ずるい人だと思うし

結構、自分勝手な人だとも思う

そして私もバカだなぁ…と

それでも彼に会って

キレイになろうと思ったし

負けないように仕事をしようと思ったし

成長出来たのではないかとも思う


今になってはあの4年の間、

何かに取り憑かれていたのだ、

とも思うけど

それでも

やっぱりいい思い出で

ネタで(笑)

だからこれはこれで良かったのかなぁ…

なんて


でも、今度出会う人は

本当の事を

最初から伝えてくれる人であるように。

とは思っていますよ 


嘘はついてもいいけれど

絶対にバレない覚悟をしてね


私は単純だから信用しちゃうけど

その代わり私がキライになった時

あなたはきっと…後悔するぞ😏(笑)





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