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誕生石と占星術

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美しい色石は、古来から幸せを願う人々の心と絶えず共にあり、身につける人が切望する運を授けてくれるものとして信じられてきました。自身の生まれ日に関わらず、色とりどりの輝きで幸運を引… もっと読む
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【4月の誕生石】その買い物の先に夢はあるか?とハリー ウィンストン

【4月の誕生石】その買い物の先に夢はあるか?とハリー ウィンストン

買い物をするときはいつも、「その先に自分の夢はあるか?」と考えるようになった。たとえばインテリア。北欧デザイン好きで、雑誌やSNSで素敵な部屋を見るたびに気になるものは無限にあれど、かつての自分のように飛びつくのではなくて、先に叶えたい夢を心に確かめる。

するとパッと見では惹かれたけれど、じっくり考えたら「自分の夢」の先に欲しかったはずのモノが存在しない、あるいは存在しなくても成り立つようなモノ

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【3月の誕生石】幸せな結婚とサザンオールスターズとアクアマリン

【3月の誕生石】幸せな結婚とサザンオールスターズとアクアマリン

「幸せな結婚」とは、恋する二人だけが願える特別な言葉だと勝手に思い込んできた。しかし今、自分の心を素直に照らしてみれば、結婚してから時が過ぎた自分もまた、若い二人と同じようにこの言葉に込められた意味を変わらずに願い続けていることに気付く。家族の健康、家庭で過ごす時間の充実、子供の頑張りと伸びやかな成長。家族と共に長い時間をかけて叶えるこれらの願いもまた、「結婚」の言葉の中に深く秘められていたことを

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【2月の誕生石】アメシストと大人の品格

【2月の誕生石】アメシストと大人の品格

大人の品格と肩書きが関連のないことを教えてくれたのは、通っていたミッション系の小学校で出会ったシスター(修道女)の先生の後ろ姿だった。

夏休みを迎える前の終業式でのことだったと思う。校長先生から突然

「シスターは今日で学校を辞めて、シエラレオーネに行きます」

と発表があった。

その国がどうやらアフリカの方にあり、シスターが自ら志願してそこに暮らす子供たちを助けに向かうことは理解した。たくさ

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【1月の誕生石】子育ての"報い"とガーネット

【1月の誕生石】子育ての"報い"とガーネット

真紅に煌めく、美しい色石の指輪を身に着けている女性に出会った。
聞けばその石は、「ガーネット」だという。枯れた紅葉のように落ち着いた色合いの石は少し古めかしくて、私が子供時代によく聖堂で見ていたステンドグラスの色を思い起こさせた。ガーネットと古っぽさを勝手にセットにしてきた私にとって、年齢もずっと若く流行にも敏感で、アクティブに働くその女性がガーネットを着けている姿は、新鮮に映ったのだ。

石の中

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白いモノで仕事運を養う

白いモノで仕事運を養う

気がつけば「白いモノ」が好きだ。
昨年、一目惚れして手に入れたジュエリーも「ハウライト」というマットな白い石が大ぶりにあしらわれたリングだった。石の世界でハウライトは「浄化作用をもつ」と言われる天然石で、その力は数ある石の中でも大変強く、心の濁りを漂白してくれるパワーストーンとして信じられている。

特に怒りを鎮めたい時に身に着けると良いそうで、このリングを買った時には「何か怒っていることがありま

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