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【ルールズ#3】恋に落ちたらやってはいけないこととデート中の禁止事項

ある日職場で恋に落ちました

「はぁーかっこいい💕」
働き始めて5年ほどたった頃、転勤のため職場が変わりました。
そこで好きになったのが彼。

彼の名は仮にBくんとしておきましょう。Bくんとは結局付き合うことはなく私の恋は儚く散ったのですが、どうしてダメだったのかずっとわからないままン十年・・・。

もう遠い昔のことで忘れていたのに思い出すことになったのはこの「ルールズ3章」を読んだときでした。


Bくんはその職場で人気の人物でした。まだ入社して数年で成績をグングン挙げている期待のルーキー。ハキハキとした受け答えとさわやかなルックスでみんなからも信頼されているのでした、若いのに。まあ、ひとことでいうと「デキる男」だったのです。

そこで転勤してきた私は何度か接することでどんどん好きになっていきました。そのうち同じ職場ですから、Bくんのことを目で追うようになったのです。

知らないうちに目で追ってしまう。仕事中なのに。
はー、ダメダメ。と言い聞かせながらもどうしても見てしまう。あー病気だ。


そのうち同僚の女の子たちが、私の恋を応援してくれるようになりました。
私のかわりに趣味や休日何してるのか?好きな子はいるのか、彼女はいるのか?根掘り葉掘り聞いてきてくれました。私はその情報収集により彼のことをものすごく知った気持ちになったものです。


そんなある日、一人の子がみんなで横浜中華街に遊びに行こう!と言い出したのです。
私の恋を後押しする出来事でしたが、一緒に一日楽しんだにもかかわらず恋の進展はまったくありませんでした。

そのうち私に次の転勤がやってきました。そうしてBくんへの恋心は打ち明けることなく儚く散ったのです。


え、なぜ告白しなかったのか?って。それは私のことを好きじゃないのは丸わかりだったから。ぜんぜん興味もないのがモロばれだったからです。というか最後はどちらかというと避けられていたような気もします。

あのまま告白していてもきっと絶対100%うまくいかなかったでしょう。


あの時はどうしてうまくいかなかったのか。避けられるようになってしまったのか。考えるとイヤーな気持ちが湧いてくるのでやめていましたが、ルールズを読んだとき、その答えが書いてあったのです。


男性をジロジロ見たり、しゃべり過ぎたりしないこと

男性をジロジロ見たり、しゃべり過ぎたりしないこと。これは3章のルールズ最初の見出しです。

「これだったんかーい!!!」私は本に向かって叫んでいました。


「好きになったり、いいなって思った男性をジロジロ見つめるのは興味をさらけ出すようなもの、それより彼のほうからこちらを見るように仕向けなければならない」

あーーー!私は本当に失敗ばっかりしてるなー。目で「あなたが好きです」ってうったえるのは逆効果。目で追った時点でもうあの恋はダメだったのです。

「あー、そういえば・・・」

私はまるで逆パターンを経験したことを思い出しました。

その頃、私にものすごく猛烈にアプローチしてきた男性がいたのですが、思い起こせばいきなり告白されるまで全く意識したことが無かった相手でした。それはそうですよね、私はBくんに夢中なのですから。

その男性に対して私はもちろんお昼に一緒になっても目もくれませんし、通勤で道すがら挨拶したとしても覚えてもいません。最初に話した時こんなこと話したよねって言われても「なんで覚えてるのかな、気持ち悪い」って思ったくらいです。


ああ・・・私もBくんからそう思われていたのかも、と思ったらめちゃめちゃへこんできました 笑


デートでも相手を見すぎない

婚活デートではこのルールズに従い、相手のことを見すぎないようにしました。本にも書いてありますが、店内を見たり、メニューを見たり、皿の上の食べ物ばっかり見ていたり。

さすがに失礼になるので話をするときは目を合わせますが、それ以外はなるべく見ないようにしていました。そうするとより一層、男性から話をされたり質問されるようになるのです。


ルールズでは「常に自分から話を切り出さず男性から話すのを待つこと」沈黙が来たらそのまま沈黙です。

こちらから会話を提供しない、重い話は一切しない、口数少なく控えめに。
この3つを徹底的に守るんです。


(うぐぐ・・・)私も何度そう言いそうになったかわかりません。自分のことを話しすぎないようにすることは結構むずかしいものですよ。

沈黙の中いくらでも助け舟だせるのにってヤキモキしたことも何度もあります。

でもそうすることで男性から自発的に話すようになるし、リードしてくれるようになります。男性は自分が出した話題が盛り上がればうれしくなって自信がついてきます。自信がついた男性はより一層話をするようになります。


つまらない会話は続かないので、必然的に盛り上がる人と盛り上がらない人がはっきりします。


相性がいいかも、と思った相手からは「美味しそうに食べるね」とか「君と話していると楽しい」そう言われるようになります。


相性が悪い相手とは二度とデートのチャンスはやってきません。
こちら側が「なんかイマイチだったな」と思う場合、大抵相手からもそう思われているものです。

まあ、こういう時は時間のムダ使いを無くすいいチャンスだと思って気にしないことです。

私が本気で婚活を始めてからは、かなり数勝負をしていました。多くの男性を平行していたのです。
申し訳ないのですが、もう誰がどんな顔してたか、どこに誰と行ったのか、そもそも名前なんだっけ?と、全く覚えていません。


それくらい行動しているとつまらないことはどうでもよくなります。

相性が良い相手からはものすごく望まれて猛烈なアプローチにより2度目3度目のデートに誘われるのですから、落ち込む暇もありません。


たった一人の結婚相手と出会うためには沢山の屍を超えていかなければならないのです。



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