和田誠展に行ってきた話
東京オペラシティのアートギャラリーで開催されていた和田誠さんの展覧会
↑エスカレーターからパシャリ。
↑入口横でパシャリ。
(30〜40分並びました)
↑チケットを買ってパシャリ
ビジュアルが全部違って可愛かったです。
中に入ると作品数がすごくて。似顔絵はいろんなタッチで、いろんな方を描かれていました。線や構図、配色。良き。学び。
私のお気に入りは、黒柳徹子さん
(奥の方に写ってます)
絵本のコーナーもとても興味深くて。
貴重な原画やラフ、色の指示書など。学び。
言葉遊びのコーナーや幼少期の作品、企業のお仕事作品、ひとコマ漫画のコーナーなどなど。ユーモア、アイディア、構図。学び。
シンプルな線。フォルム、表情、汗の描き方もかわいい。私のお気に入りはこちら↓
そして圧巻だったのが、ずらーっと一面に並べられた週刊文春の表紙作品。
リアルなタッチの動物や食べ物、なんでも描けるって強いなと。学び。
週刊文春の裏側にも、作品。コの字型になっていて、内側には装画や文字やポスター、アニメーション、ジャケットイラストなど。これまた膨大な作品数。
展示説明の中で印象的だった言葉は「ロングランの仕事」に書かれていたこちら↓
長く携わる仕事が多いのは、安定したクオリティと、飽きさせない工夫が施されているからである。
そうなんです。そうなんですけど。
安定したクオリティはもちろん大切。それよりも工夫し続けるってところが、すごいと思うのです。膨大な仕事を受ける中で、1案件にどのくらいの時間をかけているのかなと。それは描いている時間だけでなく、前後の時間も含めて。案件を受けて自分の中に一度落とし込むところ、アイディアを出すところ、ラフにおこすところ、描き終えたあと、など。ご本人にインタビューしたい。と、うずうず。
ポスターの作品数もすごかったです。タッチを1つに定めていなくて、この作品も和田さんなのか、へえ。と眺めて。1点1点じっくりは拝見できませんでした。(個人的な時間の問題)
目に止まったのはこちら↑
かわいい。私、人魚好きなんだな。と再認識。あと、ここには載せてませんがケンタッキーの作品もお気に入りです。
その後もロゴやデザインの仕事、装画の実績ゾーン、色指定をされてる動画などなどたっぷり拝見し。脳みそフル回転で良い刺激を受けました。
盛りだくさん。
その中でも、個人的に一番衝撃を受けたのは「家族との仕事」コーナー。
イラストレーターの仲間に聞いたら「そうだよ〜」って、みんな常識のように知っていたのですが。
私、知らなかったんです。
和田誠さんが‥
平野レミさんの旦那さん。ということ。
‥!?(°_°)
↑コーナーの説明を読んだ時の顔
食関係の大学を出ているからか、個人的には和田誠さんより平野レミさんを認知したのが先で。このおふたりが自分の頭の中で家族(夫婦)として繋がったことに、ひとりで、わー!ってなってました。←
そんなこんなで、
とっても贅沢な展覧会でした。1点1点ゆっくり拝見したかったのですが、そこまで時間を取れず‥正直サーッと見てしまった部分が多いです。(もったいない)
でも、個人的には満足。脳みそフル回転だったので帰りはヘトヘトで。即帰宅して、少し横になってから仕事をしました。
刺激って大事。学びって大事。この学びや発見を自分の作品にどう活かすかは、自分次第。
何か前進できるヒントを得られたか。改めて考えたいと思います。
展覧会レポでした^^
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