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わたしの二次創作日記_16

6.結局、創作したい気持ちから逃れられなくて開き直った2021年の春

① わたし、わたしを管理する 

深海でも光を感じられるようになり、少しずつ元気を取り戻してきた私は——
すっかり、ハマってしまって忘れられなくなってしまったドラマ。
「ノエルー聖なる夜にー」の二次創作小説を、なんとか書きたいと思うようになっていた。

一方、同人活動のことで私が一喜一憂してる間に、子供達はスクスク大きくなっていた。

2021年4月某日——
長男イチロウが、幼稚園に通いだした。

イチロウにとっては、初めての「団体生活」。
私にとっても、担任の先生や先輩ママ、同級生ママ達との交流は初めて。
ドキドキの新生活が始まった。

ちなみにイチロウの幼稚園デビューは、本当に色々あって大変だったのだが……
そのことは次回(わたしの二次創作日記_17)_に、書きたいと思う。

今回は「どんな形でもいいから『書き続けたい』と強く思った私が、潰れないで書き続ける為に試したあれこれをご覧ください。

イチロウが幼稚園に通いだしたことで、「ジロウのお昼寝中」という休憩タイムを得た私は、休んでいた創作活動を再会することにした。

しかし、「書きたい」という衝動に任せて気持ちのまま書いた結果、一年で二度もメンタルをダウンさせてしまったので——
同じ轍を踏みたくなかった私は、メンタルを保ちながら書き続ける方法を模索していた。
元同僚、仏のほっしゃん(仮)がくれた「せっかく始めたんだから、続けられたらいいね」という言葉をお守りにして……

まず、そんな私の力強い味方になってくれたのは——
・「ノートPC」の購入と、夫の言葉だった。

仕事もしていない主婦の分際で、PCなどという高額なものを欲するなんて……と思い込んでいた私に、夫があっさり「え!? 買ったらいいやん」と言ってくれたのだ。
スマホメモに、人差し指で十万字近く文字を綴っていたことが、夫的にかなりの衝撃事件簿だったらしい。
夫が「そら、腱鞘炎にもなるし、肩もバキバキやろ。PCで書きなはれ」と言ってくれたことにより、
「主婦だから、無職だから……そんな人間はお金を使ってはいけない」という、誰に言われた訳でもないのに自分で自分にかけていた「倹約の呪い」から、私は解放された。
独身時代の貯金がまぁまぁあったにも関わらず、お金を使ってはいけないと、心の底から思い込んでいたのです。お金を使うことに、ひどく罪悪感を覚えるといいますか……
だけど、「趣味の為に、PC買っていいんだ」って思えたことで「今、子育てが一番しんどい時やねんから、自分が楽になるためやったら、どんどんお金使ったらいいやん。子育てがひと段落したら、きっとまた働けるやろ( ˆoˆ )/」と、気持ちが前向きになった。

次に、三ヶ月で10万字近く書いた結果、鬱っぽくなって地獄の気分を味わった私は——
・「書いた文字数の管理」をすることにした。
具体的には、簡単なエクセル表を作り一日に書いた文字数を入力することにしたのです!(発想が、骨の髄まで、ああ元社畜w)

わたしの「書いた文字数管理表」※イメージ画像


合わせて、その日の体調や気分を簡単に記録できるアプリ「気分ログ(下記参照)」を使った。


後に、この2つを掛け合わせた自分観察記録を一年続けた結果(今も継続している)、幼児二人を育てつつメンタルを保ちながら書ける文字数の上限は、私の場合、一ヶ月あたり2万字程度だということが判明した。

それから最重要対策、評価・通知中毒に陥らないために——
・「Pixiv(ピクシブ)に作品をあげる頻度の管理」もした。
これも、上記の気分ログというアプリを一年ほどつけた結果、Pixiv(ピクシブ)にアップする頻度は月一が限度の豆腐メンタル女だと判明した為。
(落ち着いた時に気分ログを見直したところ「ブクマ増えてない(涙)なんで?」的な記述が増加する「ブクマ中毒」発症のボーダーラインが、月に2回以上だった為)

それでも通知中毒に陥り、「ゲボ吐いてでも、なんか書いてPixiv(ピクシブ)にあげたい」となりがちだったので
キャラの誕生日や同人イベントの日程を調べて、月に一回の頻度で作品を発表できるよう年間スケジュールを組む、というようなことを次第にするようになった。(これも元社畜の発想…あわれ)

そうして最後に、楽しく書き続ける為に、私は使いやすいソフト・アプリを色々と模索した——その結果
「Ulysses」というアプリで書き続けることに決めた。

私は構成とタイトルを考える時間が、好きだった。(広告代理店時代に企画書や、簡単なコピーを考えていた時間が長かったから、か?)
構成さえ決めた後は、ただひたすら無心に文章を書く作業。文を書くことは楽しいというより、私的には作業だった。(その為、今も地の文が下手くそなのが悩み)
しかし、字書きさんのTwitterをのぞいてみると、タイトルや構成は苦手で、美しい文章を考えている時こそ楽しいという人もケッコーいて、人によってほんま色々なんやなと学んだ。

そんな元社畜、企画書作成マシーンだった私にピッタリだったのがライター向けアプリの「Ulysses」(有料、詳細は下記リンク)だったのです。

ちなみに、どんなアプリかイメージを持っていただくのに……
「Ulysses」で、架空二次創作小説をちょっぴり書いてみました(笑)
当日記内架空アニメ「夏のアミーゴ」で、のこが推してる腐カプ「タクシン」を登場させております。
タイトルは「Midnight Kiss in the pool-真夜中のキスはプールの中で-」
全三章(プロローグ+エピローグ)3万字程度の作品を、6月中旬頃完成目標に書こうとしている、そういう設定でお読みください。

(1)新しいプロジェクトを作成する画面で、目標文字数と締め切りを設定できる。
6月中旬ごろに完成させたいので、推敲期間を入れて5月一杯を締め切りに設定。


(2)プロジェクトを作成すると、プロジェクト内にファイルを、ファイル内にシートを作成できる。全三章(プロローグ+エピローグ)にファイルを分けた後、更に一章の①、②とシートを作成する。

構成とタイトル(章タイトルも含む)を考えるのが好きな私は、
「構成を先に決めて、書きたい気分のところから埋める」という、書き方が性に合った。
いきなりエピローグの情景が浮かんできたら、その日はそこを書く。
という、気まぐれなことを繰り返しながら、今も書いています。

右端のスペースで、書いた文字数と合わせて締切から逆算した進行状況を教えてくれる。
(書くことだけに集中したい時は、右端のタブを隠せる)
ちなみに私は、プロジェクトを上記のように分けて創作している。
上から、創作進行中のもの、雑記などアイデア置き場、読書やテレビでなどで出会った未知の単語集、完結済みの作品置き場、資料(キャラの誕生日や、イベントの日程など)

現在進行中のものが完結したら、すぐに完結済み作品置き場に移動することで、以前より「書いたものの評価」や「もう少し、この作品手直ししたらよくなるかも」と思うことが減った。(見えなくなるだけで、すごく気にしていたことが気にならなくなるなんて……私の心はなんて単純なのか)

今も、このメソッド?をベースにしつつ、進化させながら書き続けています。この方法のおかげで、Twitter地獄(後述予定)に陥った時も、なんとか書き続けることができたのでした——

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創作界隈のことではメンタルを持ち直してきた私が、長男の幼稚園デビューによりバキバキにメンタルがやられる「6.結局、創作したい気持ちから逃れられなくて開き直った2021年の春 ②イチロウ(長男・仮)、発達障害かも!?ってよ」へとつづく

初めから読みたい方は↓

※当日記、月2もしくは月1目標に更新しておりましたが、過疎っていた同人界隈が、突如忙しくなって参りました。もしかしたら来月は更新できないかも(涙)
そこで?先述の「Midnight Kiss in the pool-真夜中のキスはプールの中で-」のプロローグを、少しだけ真剣に書いてみました。
誰が興味あんねん……と思いながらも、いつも読んでくださる方々に愛を込めて……

おまけ(1)
おまけ(2)


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