人間時代②【大学入学式】
こんにちは。のちゃみです。
今回は前回のnote.の続き、大学入学式の日の話をゆるく書いていこうかなと思います。
前回のnote.参照、怒涛の入学式前日の予備登校日のあと、翌日入学式というスケジュールだった。ここでスーツを身にまとい、日本武道館へ向かい、式に出向くのが一般的な流れだと思う。
だが、私は入学式には行かなかった。
まずもって、高校卒業時点で大学の入学式に全く行く気がなくスーツすら買っていなかった。
進学を決めたのにも関わらず、余程大学に行きたくなかったのが、今振り返っても痛いほどわかる。
入学式当日、頑なに家を出ようとしないあたしをすごく心配して「ほんとに行かなくていいの?なにか重要な話とかされない?」と母が何度も聞いてきた。この時のあたしはたくさんの先輩から大学は入学式行かなくても大丈夫と聞きまくっていたので「あたしの先輩みんな行かなかったって!だからあたしも行かない!」と強めに吐き捨てた。そして、母から思ってもなかった返事が返ってきた「じゃあ母と2人でカフェでも行こうよ!代官山にオシャレなカフェいっぱいあるらしいじゃん!」母なりの精一杯の心遣いと思いやりを感じた。
母の提案で入学式の日は代官山のカフェに行った。
この時のあたしは前日のストレスと今後の大学生活の絶望感で食欲が全くなく前日の夜からほとんど何も食べれなかった。
だからカフェに行ったところで何も食べれないんじゃないかと内心不安を抱いていた。
そんなことを考えながらカフェに入って、とりあえずオシャレなジュースだけ頼んだ。
頼んだジュースが来るのを待っている間、母が「せっかく代官山のオシャレなカフェに来たんだから今日は大学のことは何も考えなくていいよ、今日は楽しもう!」と言ってくれた。
絶望の縁、母のその言葉で少し元気が出た。
さすが、代官山のオシャレなカフェ、ドリンク1杯出るのも時間がかかる。おかげでジュースを待っている間、母とたくさん喋れた。今後の大学生活についてもほんの少し話したが、会話のほとんどが今いるカフェを出たら何をしようか、どこへ行こうか、今日の夜ご飯は何にしようか、そんなたわいもない会話だった気がする。
たわいもない会話だったが、当時のあたしにはすごく心地のいい時間だった。
そんな感じで話していたらやっと頼んだジュースが届いた。心もだいぶ楽になって、目の前にあるオシャレなジュースを1口飲んだ。
でもその瞬間気付いてしまった。楽になれたから何か食べれるかなと思っていたが、食べ物が喉を通らない感覚に。「やっぱ無理かー」とまた落ち込んだ。母は「大丈夫だから☺️」と微笑みながらオシャレなケーキを食べていた。内心ちょっと羨ましかった。
結局ジュース1杯だけ飲んでカフェを出た。
その後はオシャレな街並みをゆっくり眺めながら散歩したり、母が大好きなアパレルブランドの路面店を偶然発見し、母の服を2人でじっくり選んだ。
そうしているとあっという間に日が暮れた。
こんなにストレスも感じない、時間に追われてないゆっくりした日は久々だった。
あたしもかなりリフレッシュできた。
代官山から自宅までは軽く1時間以上はかかるので、余裕で電車で爆睡していたら最寄り駅まで着いていた。
次の日は大学で通常講義が始まる日だ。
やっぱり嫌だ、行きたくないという気持ちはあったものの、代官山でリフレッシュできたこともあり、「もういいやー明日は行くかー」と言えるほどの元気は出ていた。
明日の朝、同じセリフを言えるかは全くわからなかった。言える自信もなかった。
でも食欲はもう戻っていた。母が作ってくれた野菜炒めを軽く食べながら、明日の講義内容をスマホで確認した。「明日はどうなるんだろう。」
入学式当日を書くだけでもまたこの文量になってしまいました(笑)
このペースだとあとnote.2〜3個は必要です(笑)
次回は、やっと大学時代の日常について書いていこうと思います。
これまで予備登校日と入学式の日を振り返って長々と書いてきましたが、大学時代の話はこれからが本番です。
ここから、のちゃみがどんどん崩壊していきます。内容も理解し難いものや、中にはグロテスクな表現も含まれるかと思われます。次回も読みたいなと思ってくださる方は覚悟をしていただくか、ブラウザバックして、過去のnote.を読んでいただけたらと思います。
あたしはあたしが実際に体験したノンフィクションを書いていきます。過激な表現が度々出てしまうこと、どうかご了承ください。
長くなりましたが、今回はこんな感じにしておきます。
今後のnote.も楽しみにお待ちいただけたら幸いです。