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”名前のない女の子”を読みました。

Howaさんの童話「名前のない女の子」。


Howaさんは童話の感想記事について、キャンペーンをしています。


私のこの記事は、自身の近況を中心に書くので、感想では無いように思います。

ただ、童話をきっかけに、悩んで悲しんで憂いて、沈むところまで沈んだ底に、本当の希望が咲いているのを見つけました。

自分の印として書こうと思います。


Howaさんは「名前のない女の子」を、”夢も希望もない童話”といいました。

それと同時に、この童話には夢と希望を込めたといいました。


Howaさんが込めた夢や希望が何なのか、残念ながら、それが全てわかるほど、私はHowaさんのことをよく知りません。

でも、もし私に起きたことが、Howaさんの込めた希望の中の一部であったなら、なんだか嬉しいし、その希望が広がって欲しいなぁと思います。

この童話は、読む人によって感じることが全く違うと思います。

noccoはそう感じたのか。自分はどう感じるのかなと、ぜひ読んでみていただきたいです。



最近の私は、相変わらず今の仕事をのらりくらりと続けながら、土日は勉強し、自分が関わりたいと思っている分野の知識を深めていました。

うまく進んでいる、うまくやれる。

そう言い聞かせながら、やりくりしていました。


でも突然、無力感・虚無感はやってきて、この4月に入ってから私の周りを浮遊していたんです。

自分はこのまま何者にもなれないのではないか。
全て中途半端に終わってしまうのではないか。

ぼんやりと浮かぶ感情が、気力を削り、睡眠を削り、体力を削り。

何にも悪いことをしていないのに、勝手に罪悪感までついてきて、まさしく泥沼にはまってしまったようでした。

新しいことを始めるには、確かに不安はつきものなのでしょう。
それにしてもしんどい。


そんな中、Howaさんの童話「名前のない女の子」をnoteで見つけました。


この童話は、優しい丁寧な柔らかい言葉で、人間が身にまとっているものを一つずつ剥がしていきます。

常識、ルール、価値観、家族、死生観、宗教、理想像...

そして最後には、愛とか繋がりとか希望まで。

それくらい残してくれてもいいのに、容赦がありません。


読んだ後の感想(というより感情)は、
枯渇感と混乱。大きな抵抗。

否定したい衝動に駆られるけれども、それが現実だと促す思考。


私の周りを浮遊していた「何者にもなれない」は大きな声となって、「何にも変えられない」へと変わり、こだまし始めました。


いったいぜんたいHowaさんはすごいものを書いたなぁ。
しかし、Howaさんがnoteに散りばめている人柄からすると、別に読者を地に落としてしまいたいという訳ではないはずだ。
それにHowaさんはこの童話に夢と希望を込めたという。

込めた希望ってなんだろう。何を見せたいんだろう。
私は何を見たいんだろう。


身ぐるみ剥がされて、はだかでひとりぼっちの気分でした。

自分の存在価値を踏みにじられて、大勢の中の1つにすぎないのだと言い渡された気分でした。

命を掛けた未来への思いも、相手への優しさも、愛する人のための懸命な姿勢も、大きな怒りや悲鳴や混乱に呑み込まれて、押し流され藻屑と消え去ってしまう。

それは現実に、この世で起きていること。



でも、もう一度童話を読みたいとも思いました。

それは童話の中の一場面が心に深く残っていたからです。

みんなでくっついて寝た、その時間の愛おしさ。生命の温かさ。



洗いざらい全てを剥がされて、ようやく感じ取ることのできるものがあります。
自分にとって欠かせないものを知ることができます。

それを疑似体験させられたのでしょうか。



私は、枯渇感、焦燥感、混乱から抜け出すために、色々と本を読んだり、noteの皆さんの記事にお邪魔したり、夜な夜な悶々としていました。


その中でだいぶ落ち着いてきましたが、問題はこれからどう行動するかなのかなと思います。

これは自分に向けたヒントです。
本当はもっと色んな本やたくさんの方の記事から刺激を受けたのだけど、思い切って絞りました。


【見つけたヒント】

◆オグ・マンディーノ「この世で一番の奇跡」

マイケル・ジャクソン始め、様々な著名人からの賛辞が寄せられた本ですが、特定の宗教を持たない私にとっては、理解が難しい本です。

しかし、普遍的なことを投げかけているように思えて仕方ないので、分かるようになりたいという思いを込めてヒントに残します。

【幸福と成功の四つの法則】
・自分の恵みに感謝しなさい。
・自分のかけがえのなさを主張しなさい。
・自分の枠を超えなさい。
・選ぶ力を賢く用いなさい。

そして、もう一つ、以上の四つを実現するために必要なことがあります。自分自身への愛、他者への愛、そしてわたしへの愛を持って以上のことをやり抜くということです。

涙をぬぐいなさい。手を伸ばしてわたしの手をつかみ、背筋をピンと立てなさい。
あなたを縛ってきた墓場の衣装をわたしに切り裂かせてください。
今日、あなたは知らされました。

自分こそ、「この世で一番の奇跡」であることを。


◆ハイルさんのチャレンジ

ハイルさんがチャレンジの集大成を実らされました。

この美しい絵に感嘆すると共に、ハイルさんがこのチャレンジに込めた思いを知りました。

わたしもずっとやりたかったことがあります。

責任感とか使命感とか、そういったものと離れた理想の私として。

まだ、それをやるかどうか悶々としているところもありますが、思い切って記してみるならば、

私は歌えるようになりたい。

そう思っています。ハイルさんの後に続き、チャレンジしたい。



やはりこれは感想ではなく、日記ですね。

Howaさん、せっかくの企画なのにすみません。
本当は、ここはこうした方が良い!とか、この表現は俊逸だ!もしくは、けしからん!とか言えたら良かったのですが、私の矢印は、自分を向いている段階のようです。

人間観察としてみていただけると嬉しいです。

私もこの童話が、より良いものにどんどん発展していくことを、心から願っています。



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