冬の美瑛
美しい美瑛の冬をご存知ですか?真っ白な雪に包まれた美瑛町は、とっても素敵なんですよ。
北海道の四季の中、冬は、ちょっとだけ特別な季節なのかも知れません。見慣れた撮影スポットは白く幻想的な世界になっています。
冬の入り口、青い池に雪が舞い降りて来ます。青い池と白い雪、立ち枯れの木、灰色の冬空。
凍り始めた青い池は、夏とは違った静けさに包まれます。
水面が、まだ完全に凍っていない冬のある日。
大粒の雪が舞い降りてきました。
厳しい北海道の冬、神秘的な風景です。
池の周囲の道も、まるで絵本に出て来る挿絵のようです。白樺たちが白い世界を一層幻想的にしてくれています。ポートレートの背景にも良いのでは?真っ赤なコートとか色味がある服装だとグッと来る写真が撮れそうです。
白樺と青い空って、なんだか似合いますよね。美瑛市街から青い池までの風景も素敵なのです。途中には美味しいお店も沢山あります。
雪深い美瑛町、バス停も雪で埋まっていたりします。冬の美瑛を楽しむには公共交通機関よりも自家用車やレンタカーなどの方が良いでしょう。天候次第でバスなどは時間通りの運行は難しいと思います。待ち時間も寒いと思いますので、自分で運転しちゃう方が良いと思います。くれぐれも安全運転で。
モリモリと降って来る雪で僕のミニクーパーが白くなってます。自動車に乗る方はテールランプの雪もケアした方が良いですよ。北海道の雪の振り方は凄まじい日もあるのです。テールランプやヘッドランプすら、どんどん雪で覆い尽くされます。事故予防の為にも大雪の日はライトを点灯、リアフォグも点灯して周囲にアピールしましょう。大雪の日は、ある程度時間ごと、ランプ関係は車の外に出て確認しましょう。ランプが雪で真っ白になると、後続車からブレーキランプやウインカーランプが見えないのです。追突事故につながるので注意が必要です。
クリスマスツリーの木は、白い雪が似合います。冬の北海道、美瑛を訪れた人は、青い池だけではなくて、「真冬のクリスマスツリーの木」との出会いを体験して欲しいのです。
美しい畑の中、何も語ることは無い一本の木ですが、人間と自然、自然と観光、北海道の農業の在り方、写真を撮る人と写真を見る人、色々なことを考えさせられる哲学的な木でもあります。この木を撮る時、きっと人は神秘的な気持ちになると思います。
晴れた青空と白い雪、モクモクの雲もなんだか良い感じです。ポストカードに良い感じの写真が誰でも撮れちゃいますね。アプリで写真にメッセージを手書きして誰かに送るのも楽しいかもです。
丘の向こう、遠く続く空。表情を変え続ける空。畑に吹く風。一面を多い尽くす雪。人間のちっぽけさと自然の雄大さ、美しさが感じられます。
日が沈んだ後の寂しげな雰囲気も好きです。このまま待ち続けて星空を背景にするのも良いですね。
時には主役である木ではなくて、雨つぶや雪ににフォーカスするのも楽しい写真になるかも知れません。
広大な大地の中、ポツンとしている姿も好きです。
丘の向こうに沈んでいく夕日も美瑛の見所です。あっという間に沈んでしまうので写真に撮りたいな、って人は、大好きな場所で待ち構えるのがオススメです。カメラが2台ある人(iphoneでも良いですね)は1台をタイムラプスにしても楽しいと思います。流れていく雲と沈みゆく夕日、静かな木々たち、なんだか優しい気持ちにしてくれる写真と動画になると思います。
美瑛には沢山の木々たちがいます。有名な木も、名もない木々たちも素敵なのです。心が動いたら、躊躇わず気ままに撮って欲しいのです。そして、またいつか、この場所を訪れた時に「久しぶり、元気だった?」と声をかけて欲しいのです。強風にも大雪にも負けず大自然の中行きている木々たちは「おかえりなさい、お久しぶりです。貴方は元気でしたか?」って答えてくれるでしょう。
遠くの山々と月を、じっと眺めているみたいな木の姿もあります。しばし、一緒に月を眺めるのも面白いのです。それとも、このまま星空を待ちましょうか?鳥と風の歌を聞いて過ごす時間も良いものです。
太陽に届きそうな巨木もあります。有名なCMタレントでもある彼。クラシックなスポーツカーに乗って、この木の横を通り過ぎるのも良いかもです。
寄り添うような二本の木もあります。静かにしていると会話が聞こえて来るかも知れません。写真を撮りながら、二本の木に耳をかたむけてみましょう。
遥か遠くの山々がピンク色になる夕方。少し寒いけど、車の外に出て綺麗な空気と景色を楽しんで欲しいのです。
広々としたスケール感が自慢の美瑛の景色。丘と空を眺めているだけでも気持ち良いのです。
今度の冬は、北海道、美瑛町に遊びに行きませんか?