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2022年の桜が始まった【写真25枚】

ここ日本橋のおかめ桜は既に満開を迎えている。早咲きの桜と言えば緋寒桜や河津桜が有名だが、おかめ桜はそれらよりも花が小さく、花色は紫よりの濃いめのピンク色で下向きに咲く。

名前の由来は日本の美人をイメージして、「おかめのような桜」という意味が込められているらしい。そんな日本の美人をイメージした桜が日本の伝統と発展が共存する日本橋に咲いてるのだからこれ以上の舞台はないでしょう。

そんな最高の舞台で撮った2022年の桜初めの写真をご覧ください。

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乱立することなく規則正しく植えられている桜は日本橋の街並みによく合う。互いが互いを尊重し美しさを倍増させている。

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東京の桜スポットは桜にフォーカスがいくばかりに、桜と街並み、桜と暮らしを感じられない非日常的な場所が多い中、ここは日本橋の大通りから一本奥に入った路地であるため桜と生活を堪能することができる。年々人が増えてる気がするのは桜スポットとして有名になってきたからだろうか。

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今回撮影に用いたのは購入したばかりのFUJIFILM GFX50SⅡ
軽く試し撮りはしたものの、がっつり使うのは今回が初めてとなる。その感想も少し書いておく。

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まず当たり前だが、白は飛ばず黒は潰れない。この恩恵は劣悪な環境でこそ受けられる。逆光による桜の花びらが透けて非常に綺麗に写る。黒はあえて潰したとしてもそこには美しさと儚さが残る。なんだろうこの写りは...もはや言葉で言い表すのは不可能なのかもしれない。

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そしてラージフォーマットによるボケ感も忘れてはいけない。GF35-70mmF4.5-5.6 WRとあまり明るくないレンズで望遠端の絞り開放F5.6の撮影だがここまで滑らかにボケる。ボケの量ではなく、ボケの美しさはやはり一級品だ。

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光のトーンやボケ感以外はXマウントとさほど差がないだろうと思っていたが、それは大きな間違いだった。最も驚いたのはその色乗りの良さかもしれない。撮影時にはあまり感じないが、現像時に綺麗にスッと色が染み込んでいく様は最高に気持ちがいい。撮影だけではなく現像も楽しくなるとは想定外だった。

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いい光が入っていなかったとしてもそれなりのクオリティに仕上がるのはさすがGFXといったところ。この性能に甘えていたら一気に腕が落ちていくでしょうね。GFXだからこそ観察眼に磨きをかけないと撮らされるカメラとなってしまうと感じた。

あと何回か使って50SⅡとGF35-70mmF4.5-5.6 WRのレビュー記事を書くとしよう。まだまだ全く性能を引き出せていない。

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今年は仕事に忙殺され緋寒桜も河津桜も見ることができなかったが、おかめ桜で桜初めを迎えるのも粋だ。今後も桜初めの場所を決めておくと気持ちよく春を迎えられそうな気がした。

さて、以上が今年の桜初めの様子でしたがいかがだったでしょうか。少しは春気分になることができたでしょうか。良ければご感想をコメントに書いていっていください。

なにかGFXで気になることがあればコメント欄で教えてください。


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