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撮影機材のこと

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カメラやレンズについて書いた記事をまとめています。 機材選びの参考になるかもです。
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記事一覧

【作例あり】XF16mmF1.4 R WR レビュー 最高峰の広角レンズ

以前、XF18mmF2 Rを購入して広角レンズ選びは終焉を迎えたかに思えましたが、実は終わっていませんでした。 コンパクトさは合格点でしたが、どうしても写りが納得いかない。 普段XF33mmと新型XF56mmと組み合わせて使っている以上、仕方ないところではありますが、使う以上は写りも求めていきたいと思ってしまうのがフォトグラファーの性 写りだけを求めていくのであれば贅沢なレンズ構成なデカ重レンズを使えばいいです。 しかし、広角レンズの出番はそこまで多くないということもあ

【作例あり】XF16-55mmF2.8 R LM WR レビュー 最高峰のズームレンズ

FUJIFILM Xマウントで最高峰のレンズ群にカテゴライズされるレッドバッチとよばれるレンズ達。 いわゆる大三元レンズとも呼ばれる絞り値F2.8通しの明るく描写力にも定評のあるズームレンズです。そんな中から今回はXF16-55mmF2.8 R LM WRという標準ズームレンズを紹介していきます。 もうこれ一本あれば他のレンズいらないんじゃ?と感じさせてくれるくらいには魅力たっぷりのレンズとなっています。 XF16-55mmF2.8 R LM WR富士フイルムの標準ズー

【作例あり】XF56mmF1.2 R APD レビュー これぞ銘玉

富士フイルムのXマウントで一本だけレンズを選べと言われたら、私は迷いなくこれを選びます。 それはXF56mmF1.2 R APD。フルサイズ換算84mmの中望遠単焦点レンズということで、「なんだポートレートレンズじゃん」と片付けてしまう方も多いと思いますが、まぁまぁお待ちください。それではあまりにこのレンズに失礼です。 私は全くポートレートを撮りませんが、このレンズのおかげで単焦点レンズの奥深さをさらに知ることとなりました。それくらい惚れ込んでいるこのレンズの魅力を伝えて

【作例あり】XF18-120mmF4 LM PZ WR レビュー 万能なトラベルレンズ

なるべく軽く済ませたい旅行の荷物 特に一眼カメラとレンズを持ち歩くととなると、それだけでかなりのバッグのスペースが埋まってしまいます。 今回レビューする「XF18-120mmF4 LM PZ WR」はまさに一本あればOKなトラベルカメラとなっています。 FUJIFILM XF18-120mmF4 LM PZ WRこのレンズの特徴はなんといっても焦点距離XF18-120mm(35mm換算:27-183mm)の超高倍率ズームです。そこそこの広角から望遠までF4通しで撮影できる

富士フイルム Xマウントのパンケーキレンズ一覧 安くてコンパクトに使えるレンズ

薄くてコンパクトに使えるパンケーキレンズ。コンデジやスマホのようなサイズ感でテンポよく撮影をしていきたい方には欠かせないレンズです。 中にはカメラが可愛くおしゃれに見えるということも人気があります。僕の愛用している富士フイルムのXマウントでもパンケーキレンズがいくつかあるので今回はそのレンズを紹介していきます。 パンケーキレンズとはパンケーキレンズは長さが短い薄型のレンズのことを言います。 カメラメーカーが「このレンズはパンケーキレンズです。」と宣言しているわけではない

【作例あり】XF18mmF2 R レビュー コンパクトな広角レンズはこれに決まり

X-E4でのレンズセットは固まっていたのですが、X-T5を購入してからまた一から組み直しに近い状態になってしまいました。そんなこともあり、またレンズの買い替え中です。ということで今回購入したのはXF18mmF2 Rという広角単焦点レンズです。 こちらも購入してからがっつり撮影行ってきたのでそろそろレビューしていこうと思います。 XF18mmF2 Rフジユーザーならご存じだと思いますが、実はこのレンズ、2012年に発売したXマウントの初期レンズの一本にあたります。 焦点距

【作例あり】XF90mmF2 R LM WR レビュー 唯一無二の中望遠レンズ

富士フイルムのカメラを買った当初から密かに気になり続けていたこのレンズをようやく使うことができました。 その名もXF90mmF2 R LM WRという中望遠の単焦点レンズです。35mm判換算で137mmという街スナップには適さないのではないかと懸念していたため、中々手を出しにくかったのですが、ようやく意を決して使ってみました。 今回はこのXF90mmF2 R LM WRをレビューしていきます。 XF90mmF2 R LM WRこちらが今回レビューしていくXF90mmF2

撮影を支えるおすすめのカメラアクセサリー/アイテム10選

カメラとレンズさえ買ってしまえばいくらでも撮影できるし、めちゃめちゃコスパいいじゃん!と始めた写真という趣味。 蓋を開けてみれば全くそんなことはありませんでした。 次から次へと登場する新しいカメラやレンズはもちろんですが、意外と軽視できないのがカメラのアクセサリーと付帯アイテムです。 どのアクセサリーもカメラに匹敵するほどの沼の深さがあり、いかに自分が納得するものと出会うかは趣味フォトグラファーといえど、重要な要素となります。 そこで今回は私が普段使いしているおすすめの

【作例あり】 XF50mmF1.0 R WR レビュー 描写性能全振りのロマンレンズ

軽さ正義で写真生活を営んでいる僕とは絶対と言っていいほど交わりのないと思っていたXF50mmF1.0 R WR 発売当初から色々と物議を醸していたレンズですが、それは自分も含め多くのユーザーが注目している証拠でもありました。発売から既に3年も経過していますが、僕の中からこのレンズへの想いは消えることはなく、一度は使ってみたいと思い続けていました。 普段はXF56mmF1.2 R WRを使っているため、大口径中望遠レンズとしてのポジションは完全に被ってはいましたが、意を決し

【作例あり】XF8mmF3.5 R WR レビュー いざ超広角の世界へ

遂にXシリーズに登場した超広角単焦点レンズ「XF8mmF3.5 R WR」 このレンズを心待ちにしていたフジユーザーも多いのではないでしょうか。単焦点で最も広いレンズは14mm、ズームレンズでは8-16mmという焦点距離のレンズがありますが、価格も高くデカ重なことを考えると初めて現実的な超広角レンズが登場したと言っても過言ではないかもしれません。 今回はこの「XF8mmF3.5 R WR」をレビューしていきます。 XF8mmF3.5 R WRXシリーズのレンズはで最広角

【作例あり】 XF30mmF2.8 R LM WR Macro レビュー 意外と万能なレンズ

2022年11月25日に発売したFUJIFILM XF30mmF2.8 R LM WR Macro レンズタイトルにあるように主にはマクロレンズなわけですが、実際に使ってみて感じたのはマクロに特化したレンズではなかったということ。 これ一本持っておくことで多彩な写真表現を可能してくれる頼もしいレンズでした。 XF30mmF2.8 R LM WR Macroマクロレンズの使用用途といえば、植物、昆虫、テーブルフォトが主な代表例でしょうか。 このレンズの最短撮影距離は10c

【作例写真30枚】X100VI レビュー 正統進化した高級コンデジの魅力

前モデルであるX100Vから4年の時を経て、待ちに待った新モデル「X100VI」が登場します。 コンパクトデジタルカメラであるX100シリーズは非常に人気で、前モデルのX100Vも中々手に入らず、中古価格は今でも高騰しています。 そんな渦中に登場する「X100VI」を富士フイルム様より2週間ほどお借りしたので、先行レビューをしていこうと思います。 FUJIFILM X100VI2月20日の「X Summit TOKYO 2024」で新たに発表されたコンパクトデジタルカメ

【作例あり】XF23mmF1.4 R LM WR レビュー 新世代の標準レンズ

広角レンズ選びの旅の途中ですが、今回は視野を広げる意味でXF23mmF1.4R LM WRという標準単焦点レンズを月額制サブスクリプションサービスの「GooPass」を使ってお借りしました。 視野を広げるとか言っていますが、次に試したい広角レンズを探していたところ、以前から気になっていたレンズが目に留まってしまい、そのままレンタルしてしまいました。魔が差したってだけなんですがね。一旦広角レンズ選びの旅は立ち止まって、休憩したいと思います。 XF23mmF1.4 R LM

【作例あり】XF27mmF2.8 R WR レビュー これだから撮れる写真がある

富士フイルムを代表する薄型レンズの「XF27mmF2.8」がリニューアルされ誕生した「XF27mmF2.8 R WR」 私はこのレンズが発表された段階から目を付けて、予約が始まったと同時に予約して発売日に購入しました。それから早3年弱。今回は未だに使い続けているこのレンズをレビューしていきます。 FUJIFILM XF27mmF2.8 R WR実は発売当初にも一度レビューしているのですが、そこから3年弱使い続けたこともありこのレンズとの距離感が分かってきました。使い続けた