見出し画像

富士フイルム(Xマウント)の寄れるレンズまとめ 【単焦点・ズーム別】

お子さんやペットの撮影をしているといきなり近寄ってきてピントが外れてしまうなんてことありませんか?

移動速度が早くて被写体ブレしてしまうのも原因の一つなのですが、レンズにも原因があります。

被写体にできるだけ近寄って撮影できるいわゆる「寄れるレンズ」でないと近くの被写体にピントを合わせることはできません。

今回は僕の愛用カメラでもある富士フイルム Xマウントの寄れるレンズを単焦点とズームレンズからそれぞれご紹介していきます。


寄れるレンズとは

レンズには最短撮影距離というレンズのセンサーからピントが合うもっとも近い距離を指す項目があります。この最短撮影距離が短ければ短いほど被写体に近寄って撮影することができます。

このようなレンズを「寄れるレンズ」と呼びます。

例えば最短撮影距離が15cmと記載されていればレンズのセンサーから被写体までの距離が15cmでもピントが合うことになり、かなり寄って撮影することができるレンズになります。

レンズの前玉からではなく、センサーからの距離なのでレンズから被写体の距離は非常に近く、くっついてしまうんじゃないかという距離です。


富士フイルム 寄れる単焦点レンズ

それではまずは富士フイルムのXマウントレンズの中から寄れる単焦点レンズを紹介していきます。


XF16mmF1.4 R WR

単焦点レンズの中でも最もよることができるのはXF16mmF1.4 R WRという広角単焦点レンズ

最短撮影距離は15cmで非常に寄れるレンズとなっています。また、レンズの長さが7.3cmなのでレンズの前玉から被写体の距離は非常に近い状態になります。

F1.4という明るくボケるレンズなので、被写体に寄りつつも背景をぼかしたおもしろい写真を撮ることも可能になります。

XF16mmF1.4 R WRについては以下の記事でレビューしています。


XF30mmF2.8 R LM WR Macro

標準域のレンズで最も寄れるのがこのXF30mmF2.8 R LM WR Macro

このレンズの最短撮影距離は10cm、レンズの先端部から被写体まで約1.2cmまで近づくことができ、ほとんど被写体にくっついている状態で撮影をすることが可能。

さらには、最大撮影倍率が1倍(35mm換算:1.5倍)のため、被写体を大きく収めることができるため、マクロレンズで撮影するような被写体は全て漏れなくなく撮れることができる。

XF30mmF2.8 R LM WR Macroは以下の記事でレビューしています。


XF80MMF2.8 R LM OIS WR

中望遠で寄れるレンズが欲しいという方はXF80MMF2.8 R LM OIS WRがベストだと思われる。

最短撮影距離は25cmかつ最大撮影倍率が1倍というマクロ撮影も可能となっているのがこのレンズの特徴だ。

家で子供やペットの撮影には向いていないが、花や昆虫などの撮影が多いという方には非常に向いている。そこには生態を感じる独特なマクロの世界が待っている。


富士フイルム 寄れるズームレンズ

続いてはズームレンズで寄れるレンズを紹介していきます。

富士フイルムのズームレンズは寄ることができるレンズがあまりにも少ないので代表的な2本のみの紹介となります。


XC15-45mmF3.5-5.6OIS

X-S10のキットレンズでもあるXC15-45mmF3.5-5.6 OISは意外とズームレンズの中でも最も寄ることができるのだ。

最短撮影距離は45mmの望遠だと35cmになってしまうが、15mmの広角ではなんと13cmまで寄ることができる。

F3.5-5.6で少し物足りないが長さ4.4cmで重量が135gと小型軽量の設計となっているため、機材をコンパクトに仕上げたい方には非常に向いているレンズとなっている。


XF10-24mmF4 R OIS WR

広角ズームレンズだと僕も愛用しているXF10-24mmF4 R OIS WRが寄れるレンズとなってくる。

最短撮影距離は24cmで広角単焦点レンズに比べるとあまり寄れないが10-24mmという室内撮影からスナップ撮影まで万能にこなせるレンズでもある。


購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ

気になるカメラやレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。

その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。
購入のハードルが高いという方は「GooPass」を使って気になるレンズをたくさん使いましょう。

実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。


写真が上達するヒント

以下の記事では実際に読んでタメになった写真・カメラに関する本を紹介しています。

以下の記事では私が実際に使っているカメラのアクセサリー/アイテムを紹介しています。



写真集の販売を開始しました。(値下げしました)
A4の大迫力で味わえる紙版、どこでも写真を見れるデジタル版の二種類を用意しています。



「撮影者の思考まとめ」というマガジンを運営しています。

私が感銘を受けた写真に関する記事をまとめています。今後の写真ライフのヒントになる記事があると思うので、ぜひフォローのほどお願いします。
また、#写真的思考 のタグを付けて投稿いただいた記事は優先してチェックさせていただきます。



Instagram、X、ブログもやっていますのでフォローをお願いします。
Instagram:@nocchi_24
X:@nocchi_24
BLOG:CameRife

※本ページではアフィリエイトリンク(PR)が含まれています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?