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EAPの始まりと大切なポイント(後編)

また、米国のほとんどの州では、医師による医療機関以外の心理カウンセリング治療機関においても、健康保険適用による心理療法(カウンセリング)が多数行われています。

⇒このため、米国のEAP コンサルタントは、メンタル不全者を専門治療機関へ「リファー」することが、主な業務内容となっているといえます。

※「リファー」とは…クライエントの主訴・問題が、カウンセラーの持つ「能力・知識・技術・専門性」を超える、あるいは十分に対応できない場合に、他の専門機関を紹介したり、他の支援を依頼すること。

しかし、日本の現状は異なります。

EAP カウンセラー・コンサルタントは、メンタル不全者を確実に、精神科・心療内科へつなげることも業務に含まれますが、それが主な業務というわけではありません。

実質上、経営者や管理監督者、従業員に対する知識教育、心理アセスメント、心理カウンセリングを行うこと、メンタル不全予防のための組織改善を支援することが主な業務内容といえるでしょう。

※「アセスメント」とは…必要な情報を収集し、カウンセリングを効果的に行うために、クライエントの主訴の内容や問題点を明確化し、今後の目標を共有し、クライエントの問題解決に最適な支援戦略を決定し、目標達成までの過程(予後)を見立てる一連の作業

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