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定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その3)フリーランス独立/再就職どっちがいいか

当初僕はどちらかというとフリーランス独立(独立個人事業)したいと思っていました。それはよく言われる2点に加えお金の面がありました。

第1にフリーランス独立になると要は付き合いたい人と付き合えばいいわけで会社員に対しより精神的自由がありストレスが少ないという点があります。後日いろんなフリーランス独立セミナに行きましたが大抵独立した人は言います。

僕も会社生活長い中”上司がまともだった”と思える時期はほぼありませんでした。大抵の人は同感すると思います。

次に時間も融通が利く点です。今は再就職しているので基本フルタイム、かつ週2-3回は出勤します。やっぱり朝が早いのはちょっとしんどいなあと感じるようになっています。

あとは僕は趣味に時間を使いたいのですが、フルタイムで働くと結局時間ができません。のんびりと旅行するなんてこともできません。

再就職して時間がないからこそであり、ないものねだりとはわかっていても更に自由になる時間が欲しいという気持ちは高まるばかりです。

なお時間に関して言うと大企業の再雇用のほうが融通が利くと思われます。今は週3-4日勤務でOKという場合も多いと思います。(もちろん賃金は下がりますが・・)

再雇用で中小企業に行ったらそんな融通効きません。基本フルタイムでしょう。僕の友人で中小企業に再就職したやつは「土曜日が出勤だ」と毎度僕にブーブー言ってきます。

いまだに中小だと土曜出勤や朝8時開始はそれなりにあるでしょうね。自分時間が欲しい人は再雇用のほうがいい場合もあります。

そして、案外皆さん知らないかもしれませんが「フリーランス独立で儲けるお金は年金の受け取りには影響しない」ということです。

定年後も継続して勤務、もしくは再就職し週30時間以上勤務し、厚生年金に加入した場合、年金と給与の合計金額が47万円を超えると、年金の一部がカットされます。


基本65歳にならないと年金支給はないのですが、仕事をして、これまで自分が払ってきた年金がカットされるというのは、理解もできないし納得ができない。

結論的には「なれたらフリーランスがいいな」ということになります。しかしフリーランス独立して収入を得ることの難しさもある程度は理解していました。よって続き物のこの話にはフリーランス独立のための活動も結構出てきます。どんな話かは第1回に書いています。

蛇足ですが、フリーランスはそれで生活できそうなら妻に話せばいいので、フリーランスへ向けての活動は一切妻には一切話しませんでした。多分フリーランスになりたいとなど言っても妻には一切理解は得られないと思ったからです。

よく「奥さんとはよく話そう」的な記事は出てきますが、理解が得られるかはなはだ疑問だし、お金かけてないなら言わなくていいんじゃないかと思います。

また、今回お金の話をちょっとしましたが大企業の人は「お金に無頓着な人」が多いと思います。老後に向けてお金をより残すのはとっても重要だけど無頓着。本来は再就職やフリーランスに向けての話が主題ですが、次回はちょっと脱線して「ここが変だよ、大企業サラリーマンの金銭感覚、変な401K運用、住宅ローン」みたいな話をします。




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