土屋伸生

僕は’20年12月で定年退職を迎え’21年10月に七難八苦の末、在職した会以外に転職し…

土屋伸生

僕は’20年12月で定年退職を迎え’21年10月に七難八苦の末、在職した会以外に転職しました。僕の転職/フリーランス独立活動を時系列の記事として紹介します。本記事を読むことで大企業出身者の中高年の転職状況が理解でき、読者自身の転職活動を事前に疑似体験シミュレーションできます。

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最近の記事

年金は繰り上げ、繰り下げどっちが得?迷ってるなら夫婦で受給開始を変えれば?

年金受給を繰り上げるか、繰り下げるか迷ってるなら夫婦で受給開始を変えればという記事を紹介します。 家の持ち家派と賃貸派の議論と同じく、年金の受給時期は繰り上げるか、繰り下げかよく議論があり意見が分かれます。 よく言われるのが繰り上げは生活費が足りないから、早くほしいという意見であす。また、長生きリスクがあり、ある程度実際に長生きすれば(多分80歳代後半)もらえる金額は多くなるので繰り下げるいうい人も少数派でああるけどおられます。 しかし、案外夫婦で受給開始を変えるという

    • 高年齢雇用継続給付金と高年齢再就職給付金なにが違うの?混同してませんか?

      今日は僕が勘違いしていた給付金について回答している記事を紹介します。僕も年金やこの手のことは未だに理解できていないことが多いです。 定年退職したときは、再就職先は中小企業だし給与はさがりきるので補填してくれるんだろうとだけ認識してました。そして実際再就職してそれは間違いであることを知りました。 高年齢雇用継続給付金というのは再雇用であるので原則働いてない時期がありません。ですから原則適用されます。 しかし高年齢再就職給付金というのは再就職した後になります。よって再就職ま

      • 定年後再就職で働いて、いったいいくら年金は増えるの?

        定年退職後5年間働き続けた場合、どのくらい年金受給額は増える?という疑問に回答している記事を紹介します。 案外この情報って、定年退職する人向けの本に載ってません。僕は数冊はこの手の本を買いましたが1冊しか載ってませんでした。(見落としでなければ・・・) そしてその一冊では信用しきれないので、結局横浜の社会保険事務所に行って確認しました。結論を言うと大した金額ではありません。 そりゃそうです。延々大学卒業後38年も働いての年金額ですから、退職後再就職して下がりきった賃金で

        • 定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その10)クラウドソーシングは使えない(定年1年2カ月前)

          結論から言うとクラウドソーシングは使い物になりません。若い人でさえ最初のとっかかりとして使うだけ、低単価なのである程度実力ついたらサヨナラすると言います。 コンサルティングのとっかかりとして僕がトライ、体験した内容を具体的に書きます。 僕はウェブライター、書き物で稼げるとは思っていました。そこではやりのクラウドソーシング、具体的にはクラウドワークスを登録してみて案件を探しました。 アピール用の実績を書く欄はあるのですがこれが会社員だと困ると思います。機密保持があるので明

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        • 僕自身の再就職奮戦記
          11本

        記事

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その9)起業独立支援セミナーに行く(定年2年前)

          僕は基本マーケティング屋です。マーケティング手法なんかも当然知っていて、かつて結構集客~刈取りを実践していました。 そして、先のセミナーで感じた課題、もコンサルタント先を見つけるのは「運」「縁」とか「コネ」いう状況任せの不確実性が高い独立を回避する方法などをなんとかできないかと考えていました。 なんかいいセミナーはないかなあと物色していたところ良さげなのがありました。セミナーのタイトル「マーケティング手法を使って独立しよう」的なことが書いてあり、僕の経験らかピンときて行っ

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その9)起業独立支援セミナーに行く(定年2年前)

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その8)定年向けフリーランス支援セミナーに行く(定年2年3カ月前)

          僕はセミナーが好きなのでアジリ系の・・起業塾とかも行きました。その手の塾は授業料にお金がかかるし無料セミナーを受けただけです。 またフリーランス向けのセミナーに行っています。SNSは成功者の声だけが増幅していますが、実際は案件が見つからず困窮している人が多数のようです。 定年退職者に特化した独立コンサルタント支援セミナーにも行きました。すでに定年され独立コンサルタントになっている人達のコンサルティング先を発掘する方法、苦労話を聞く機会ができました。 貴重な機会です。しか

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その8)定年向けフリーランス支援セミナーに行く(定年2年3カ月前)

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その7)転職サービス会社に「勝手にすれば」と言われ現実を知る(定年2年11カ月前)

          職務経歴書は書いたあと、ちょっとした活動は色々していましたが、本格的に動きだしたのは定年2年11カ月前でした。 職務経歴書は書いてあったので、転職サービス会社(後に出てくる再就職支援機構とは関係ありません)が無料相談会をやっておりで行きました。職務経歴書を事前に送付、転職活動にはいかにも時期尚早なのですが実情どうなのだろうかと探りに行ったということになります。 僕はウェブマーケティングが得意なのでそういう人材を専業とする転職サービス会社です。東京の青山にある会社なのですが

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その7)転職サービス会社に「勝手にすれば」と言われ現実を知る(定年2年11カ月前)

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その6)職務経歴書、自分のことなのに書けるか緊張(定年3年1カ月前)

          職務経歴書を書くことにしました、しかし自分一人・独力では無理っぽいので有料セミナーに行ってみることにしました。こじんまりとした台東区の会場です。先生は女性で白いブラウスを着たなかなか可愛い人です。 女性コンサルタントが彼女自身の転職経歴などを語った後、その経歴を元にした彼女自身の転職に成功した職務経歴書を見本として見せてもらいました。 彼女自身がしゃべった後に彼女の職務経歴書を見せてもらったせいだと思います。ある程度すんなり書くべきことが頭に入ります。これが雑誌や本に書い

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その6)職務経歴書、自分のことなのに書けるか緊張(定年3年1カ月前)

          「転職後」に中高年を待つ苦労とは

          今回は転職後にほぼ遭遇するであろう「転職後」に中高年を待つ苦労に関する記事を紹介します。 結論を言うと入社後3カ月経っても「仕事内容や責任範囲が明確に理解できていない」人が多いということです。こういう状況になると雇用側、そして転職した当人も相互で不平不満を持ち、よくある早期での中高年の辞表提出まっしぐらです。 僕の元居た会社でもそうでした。日本の会社のマネージャは当たり前でできないといけないこと、組織設計と業務設計、各人への役割を決めることが全然できません。すべてがなんと

          「転職後」に中高年を待つ苦労とは

          会社の悪口ばらしてやる!会社から訴えられて賠償金とられるかも

          今回は僕のしょうもないコメントは控えめにします。 僕も、そして誰しも会社には不満があります。そしてSNS、このNOTEでも不満のはけ口的使い方はできます。 しかし裁判で、そういうSNSの使い方に関して会社から訴えられる、賠償金支払いの判決がでています。 記事を読むと結構せきららに書いているのようなので節度持っていれば大丈夫感がありますが、注意はしたほうがいいです。

          会社の悪口ばらしてやる!会社から訴えられて賠償金とられるかも

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その5)職務経歴書の重要性に気づく(定年3年4カ月前)

          今回から参考までに定年のどの程度前の行動だったかタイトルに入れました。 まず、活動の第一歩として茅ケ崎で行われた高齢者再就職のセミナーにいってきました。就職の時やっぱり面接は重要視されるのでタイトルは「面接セミナー」でした。 今現在では、50代専用の相談窓口もあるし、頭の中で考えていても進まないのでセミナーというのは自分の心を奮い立たせるのにいいと思います。それも気力もないなら、そもそも再就職やフリーランス独立はあり得ないです。会社に残りましょう。 さて「面接セミナー」

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その5)職務経歴書の重要性に気づく(定年3年4カ月前)

          退職金でやってはいけないこと、住宅ローンを全額返済していませんか?

          退職金の利用用途として多くの人が住宅ローン返済を考え、実行します。 大企業の定年退職なら相当の金額の退職金がでます。多くの人が決まりごとのように退職金で住宅ローンを全額返済します(実は僕もなんです)があまり得策とは言えません・・・一部返済でOKでしょう。 なぜなら住宅ローンの金利はローン残にかかってくるので、残を少なくすると金利分というのは急に少なくなる。ローン残の分は長期返済のまま、まあまあ安全な投資に回すほうがお得だからです。(死ねば団信だってありますし・・) そん

          退職金でやってはいけないこと、住宅ローンを全額返済していませんか?

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その4)大企業の男性サラリーマンが考えるべきお金の話、あまあまな実態

          今回は脱線してお金の話をします。特に体系的なことを話すのではなく、自分が「大企業の人、男性社員はあまいな」と思ったこと+アルファでトピック的な内容です。 まずは住宅ローンの話です。僕は住宅ローンをソニー銀行に変えました。当然借り換えをすると手数料がかかります。多分僕は手数料400万円?くらいだったような気がします。 ですので、この手数料も含めて借り換えた後返済金が減ればいいので、一概に借り換えがいいとは言いとはいえません。しかし、僕がこの借り換えの話を会社の同世代に話して

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その4)大企業の男性サラリーマンが考えるべきお金の話、あまあまな実態

          生涯現役チャレンジセンターが50代専用窓口を開設、退職間際で転職活動ではもう遅い?早期に相談しよう

          福岡県が生涯現役チャレンジセンターが50代専用窓口を開設しました。多分他県も早期に開設すると思われ、積極的に活用することをお勧めします。 僕は57歳の時再雇用ではなく再就職かフリーランス独立かを意思決定しました。実感として早期に動いたことが結果、再就職できた一因だと思います。 そして、多分大企業の定年退職か早期退職する人は企業と関係ある再雇用支援する機構を紹介されると思います。しかし、その機構に登録して、お願いしていれば再就職できると考えていたら相当甘い考えです。 僕も

          生涯現役チャレンジセンターが50代専用窓口を開設、退職間際で転職活動ではもう遅い?早期に相談しよう

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その3)フリーランス独立/再就職どっちがいいか

          当初僕はどちらかというとフリーランス独立(独立個人事業)したいと思っていました。それはよく言われる2点に加えお金の面がありました。 第1にフリーランス独立になると要は付き合いたい人と付き合えばいいわけで会社員に対しより精神的自由がありストレスが少ないという点があります。後日いろんなフリーランス独立セミナに行きましたが大抵独立した人は言います。 僕も会社生活長い中”上司がまともだった”と思える時期はほぼありませんでした。大抵の人は同感すると思います。 次に時間も融通が利く

          定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その3)フリーランス独立/再就職どっちがいいか

          ビズリーチで転職希望、登録者に最も重視、要求される職務経歴書、書けない人は相手にされません

          今日はビズリーチの記事があったので、紹介します。ビズリーチは最近CMをがんがんやってるので、大抵のシニア層は知ってると思いますし、転職したいけど登録してみようかと思う人も多いと思います。 僕はビズリーチは登録しましたが、積極活用はしてません。ですのでビズリーチがいい悪いを言う立場にはありません。 なぜ積極活用しなかったというとビズリーチは明らかにマネジメント人材が主体だからです。僕は出世もしてないし、役職を見れば到底企業側から触手が伸びることはないかなあと判断したからです

          ビズリーチで転職希望、登録者に最も重視、要求される職務経歴書、書けない人は相手にされません