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その「ダメ」は誰の「ダメ」ですか?

こんな志望動機でこの業界を希望するのはダメですよね・・・
3年生にもなってインターンに一回も参加してなかったらダメですよね・・・

最近就活生の相談にのっているとこんな発言を耳にすることが非常に多い。
僕自身昔はよく(今もときどき?)同じようなダメを言っていた気がする。

でもいまは思う、そのダメって本当にダメなの?
そして、その「ダメ」って誰の「ダメ」なの?

例えば冒頭の発言を取ってみると、就活情報メディアやOB訪問とかで特定の業界への志望理由を調べると似たような話を多く目にすると思う。
例えば商社を志望する人の大半が国際的に活躍をしたかったり、規模の大きな仕事をしたかったりするように。

でも商社の採用基準に「国際的に活躍をしたいこと」や「規模の大きな仕事をしたいこと」と書いてあるかというと、そんなことはない。
商社に内定をもらった人がみんな「国際的に活躍したい」もしくは「規模の大きな仕事をしたい」と言ったから受かったのかというと、そんなことはない。

より大事なのは、”自分の言葉”で”自分の物語”を語れているかどうか。
そしてその言葉、その物語が貴方をその企業が求めている人材像に近い、そして貴方が魅力的な人だと思わせられるかどうか。

世の中に溢れている”ダメ”の多くは、大体「みんながそうしているから」や「親がそう言っていたから」、「本にそう書いてあったから」というところに根拠がある。
そして気が付かないうちに誰かの”ダメ”が自分の”ダメ”になってしまっている。

でもちゃんと相手を見て、その上で自分が納得する理由で志望をするなら、その行動を取るなら、”ダメ”なんていうことは絶対にない。

自分のことを信じてあげられるなら、これじゃダメ・・・なんてことはないよね。
とその一歩を踏み出してみませんか?

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