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娘と過ごす時間

Xには投稿したのだが

週末に長女と2人でブラブラと時間つぶし。
実にいい時間を過ごせた。

基本的に休みが土日の仕事なので、休日は娘たちと過ごす時間が多い。
嫁の仕事はシフト制。土日も休みがあったりなかったりなので、週末は主夫生活をここ数年行っている。

このスタイルが始まったのは、次女が幼稚園に入学し長女は年長の時。
当時を思い出すと、なかなかのドタバタ生活だった。
長女は一人遊びを苦にしないタイプなので、嫁がいなくてもマイペースに過ごしていた。

問題は次女…
二人目ということもあり、生まれた時から小さいながらも遊び相手がいる環境。
長女が友達と遊ぶ時は、もちろん嫁と一緒に付いて行くので、人がいることが当たり前。遊ぶということは誰かとすること、といった考えを持っていた。

嫁が出勤する。
ここからの私のタスクといえば

  • ご飯を考え作る

  • 掃除

  • 洗濯

基本はこれだけなのだが、
これに加え最も重要な隠れタスクが…

子どもたちの要望に応える

上記の通り、次女は誰かがいないと嫌。
玄関の鍵を閉めた瞬間に
「お父さん、一緒に遊ぼ!」
一度遊び始めたら、満足しても手放さない…
常に膝の上か腕を掴まれている。
結果、子ども(特に次女)と過ごす時間以外は何もできない。

タスクをクリアできないからといって、嫁が何かいうわけでは無いのだが、自分なりにこれぐらいはやれるはず。と思っていることが出来ないと、なんともいえない気持ちになる。

この時期は嫁の仕事が朝から夕方だったので、まだよかった。
長女が小学校に入り、しばらくしてから別の仕事を始めた嫁。
メインの勤務時間は夕方から夜まで。
もちろん帰宅時には子どもたちは夢の中。
休憩を長くとり、拘束時間が長い職場なので、半日は会社に居る。

よって、子どもたちの昼食〜寝るまでが私に任された。
次女の『一緒に遊ぼ!』は継続していたが、だいぶ掴まれはしなくなった。
だが、次なる問題が…
長女が友達と遊びに行く。それについて行きたい次女。

子どもたちが友達と遊ぶ時、嫁と決めたわが家のルールは、小学生になったら行き先さえわかれば自分で考え好きに遊んでこい。そのかわり、幼稚園生の時代はついて行くよ。

親が自分たちで決めておいて、破るわけにはいけない...
その結果、お姉ちゃんについて行く妹について行く父。

経験のある方なら分かってくれると思うが、5,6歳(年中〜年長)の子は友達とも上手に遊ぶけど、親にも甘えたくなる時間がやってくる。

一緒に遊ぶモードの時はまだいいが、友達と遊び出すとこちらは手持ち無沙汰になる。鉄棒やブランコの周りの柵に腰かけ時間をつぶす。スマホでも見ようかな〜と考えていると、再びこちらへやってくる娘。遊んできな、と言うものの「お父さんと!」と言って考えを曲げない。

こんなことを繰り返していると次なる試練がやってくる。
子どもと遊んでいる大人、しかも友達のお父さんを見つけた小学生たちが集まりだす。
「ねぇ〜、ドッジボールしよ!」
「鬼ごっこするなら本気でだよ
三十代、運動をしていない身にはこたえる...
(夜には筋肉痛発症。当日ということはまだ若いのか!?)

一通り遊んだあとは、家のことをする時間。
今考えると、娘たちの成長段階も含めこの時期が大変さのピークだった気がする。
まだまだ手伝うことはあるものの、今はだいぶ手がかからなくなってきた。

この時も書いたのだが、子どもたちだけではなく私も成長したおかげか、次女の小学校入学を期に本当に楽になった。子どもたちだけで過ごせる。

自分自身も幼稚園児から小学生、中学生と当然成長してきたが、そうなった時の親の気持ちはこんな感じなんだ。と知ることができた。

子どもたちだけで解決することが増える。親としては嬉しさ半分、悲しさ(物足りなさ)半分といったところ。
自分の時間を持てるのはありがたいのだが、子どもとの時間は減る。
これが、親離れ・子離れというやつか。
それでもうちの場合、多分親子関係がいいのだろう。
子どもたちが何かあると伝えてくれたり、相談してくれる。

いずれもっと大きくなってくれば、親子の時間以外に楽しい・大切な時間ができてくるだろうが、それまではこの感じでいく気がする。(思い上がりかもしれないが)

そして、こちらはこちらで自分の時間をほどよく取れている。
趣味の写真に加え、このようにnoteを使う時間もできた。

話は戻るが、こんな日々を過ごしている時に突如やってきた、長女と二人の時間。

今回、用事があって出かけたのだが、二時間ほど嫁はそちらの対応。
その間、子どもたちを連れて近くで時間を過ごす予定だった。
それが家を出たあとに次女が突然
「お母さんと一緒にいたい!」
と言い始めた。

以前に家族の紹介を書いたが、私と長女・嫁と次女でタイプが分かれる。
嫁の用事も子どもがいても問題なかったので、似たもの同士で別行動。

長女と相談し近くにスタバがあるので、そこで時間を潰そうと決定。
そこまでの道中、大きい公園を通ったのだが、一面黄色の立派なイチョウの木々を発見。

歩いているといい感じの黄色が見えてきた
写真では表しきれないがなかなかの綺麗さ

その景色の綺麗さに長女大喜び。

自分のスマホで写真を撮り始めたから、父も負けじと撮り始める。
撮っては歩き、撮っては歩きを繰り返し本来なら二十分程の道のりだが、倍以上の時間をかけてスタバ到着。

いい写真撮るんです…
『秋といえば赤だよね』と言いながら撮る長女
『あったかくなったらまた来ようね』
そう言われたらまた来たくなります

基本的に休みは子どもたちと出かけることはあっても、長女と二人きりで出かけるということがなかったので、とても新鮮。
親、特に父親だと共感してもらえるはずだが、小学生の娘(ここが大事)と手を繋いで散歩する。これは正直嬉しい。

子どもが小さい頃はどちらかの手は大抵子どもを触る(掴む)状態だった。
いつからだろう。気がつけば、その手は何も触る必要がなくなった。
その手を娘が繋いでくれる。

色々と大変だった時期もあったが、こんな感じで娘が接してくれるのを感じられると、やってきてよかったな。という気持ちになる。

何気ない景色に感動し、カフェ(スタバ)でゆったりし父親とおしゃべり。
こんな過ごし方ができるぐらいに成長したんだなぁ…
そんなことを考えてしみじみしていると、嫁から用事が終わったと連絡が来る。
長女との時間も終了。いい時間を過ごせた。

チョコが大好きな長女
バニラクリームフラペチーノ
チョコチップ&チョコソース追加

自分にとって娘たちは子どもに違いない。
それでも確実に成長していく姿を感じられた。
あと数年、もしかしたら来年には親子の時間の使い方が今とは変わっているかもしれない。

将来はどんなカタチかわからないが、私の願いとしては
親子で楽しく過ごせる時間がいつまでも続いたらいい。
今回の娘と過ごした時間は、そんなことをいつも以上に感じさせてくれた。

みんなで仲良くが理想

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