見出し画像

【勝手に人生相談 No.206】夫と話がかみ合わない(長野県・20代男性)

▼ご相談内容▼

結婚して25年。

夫と話が合わなくて疲れます。

2人とも年をとって気難しくなったのかもしれません。

例えば、私が職場で使う子ども用のエプロンを縫っていて「小さくて可愛いよなぁ」と声をかけると、「そんなことまでやらされてるん」とケンカを売るような言い方で返ってきます。

子どもは自立し、この先2人で暮らせるか不安です。(福岡県・50代女性)

▼やまのぼ回答▼

 所詮、夫婦は他人同士の別個人です。話が合わないこともあるでしょう。考え方なども、違って当然です。

 大人に成長した人間の考え方や性格のベースは、そう簡単に変わりません。結婚当初も、現在のように、意見の相違があったはずです。

 それでも、多分、結婚当初は、お互い同士で、お相手の言動に合わせることを優先にしていたのでしょう。

 25年の結婚で、変わったのは、優先順位が変わったのです。

 お互いに自分ファーストになったのです。もともとの性格の地の部分同士が、ぶつかり合い始めたのです。

「そんなことまでやらされてるん」と、ご主人が言ったとしたら、目くじらを立てず、「そうなのよ、わたしがお人よしだから」とか、「なんでも、頼られる性格なのよ」とか、ご主人にまずは同調してみることです。

 もしかして、あなたのこころの中で、「こんなことまでやらされている」という、被害者意識があり、それを刺激されたから、ケンカを売られたと思ったのかもしれません。

 要するに、何ごとも、真正面で受けるのは愚の骨頂です。丸い卵も切り様で四角と申します。料理の仕方で、ケンカにもなるし、夫婦円満にもなります。

 結婚当初のように、まずはお相手に合わせるように、努力すれば、将来にかけて、お悩みは解消されると思います。

「最近、お互いに対して思いやりが、少なくなったようね」と、ザックバランに、ご夫婦で話し合ってみる、いい機会なのかもしれません。



▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.207】は、石川県・20代女性のご相談です。
「結婚望むが出会いがない」を、予定しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?