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【勝手に人生相談 No.431】主婦としての生き方に不安 ( 京都府・50代女性)


▼ご相談内容▼

50代の主婦。中学生の子どもがいます。

自分の価値観と、世間で当然と思われている価値観がかけ離れているのが不安でつらいです。

私が子どもの頃は子育て期に母親がフルタイムで働くのは珍しく、自分の母親も、整頓した家で丁寧な手料理を用意し、居心地のいい環境を作ってくれました。

素朴だけど温かく、安心できました。

母親のようにありたいと生きてきましたが、今は共働きが当たり前で、育児休業の後は仕事に復帰していて、子どもの成長を感じる暇もないように思います。

私は一つ一つ丁寧にマイペースにやることしかできません。「子育てが一段落したら、無理のない程度の仕事をして、ささやかな趣味を楽しみたい」と、口に出すのもはばかれます。

周りでも子育てが一段落し、フルで働き始める母親が目立ちます。

そんな心身の強さがない私は、この先、どう生きていけばよいでしょう。

京都府・50代女性

▼やまのぼ回答▼

 世間は世間であって、何から何まで世間に合わせる必要などありません。心身にストレスを感じながら、生きて行けばいつか脱線転覆しかねません。

 人間は、機械ではありません。

 あなたは、あなたの心というソフトと、身体というハードからできています。あなたは、特別仕様のあなたでしかないのです。多数意見で構成された常識と言う観念に捉われることなどありません。

  ソフトとハードは、車の両輪です。ソフトが壊れれば、ハードも壊れます!

 世間は、あなたのことなど、お構いなしに常に変貌していくものです。

 世間の付きあえる部分だけに付き合い、パスするところは、どんどんパスするという、自分らしい生き方をおススメします。

 世間がどうであれ、お母さまのような生き方がしたいのなら、そうするべきです!それはそれで、立派な生き方だと胸を張るべきです。

 結局、将来にかけても、世間なんてあなたのために、何もやってくれません!肩身の狭い思いや、生き方など即刻棄てましょう!

 あなたが、これだ!と思う生き方をするのが、絶対に大正解だと信じるべきです!

 半世紀生きて来た、自分自身を信じることが、確固たるあなたのアイデンティティに直結するのです。

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.432】富山県・60代女性のご相談です。「この結婚は間違っていたか」を、予定しております。

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