見出し画像

【勝手に人生相談 No.443】劣等感の塊 自分が嫌い ( 茨城県・10代女性)


▼ご相談内容▼

10代の女子生徒。

私は自己肯定感が低く、自分のことが嫌いです。

顔が嫌いで、性格も悪く、人と上手に会話することができず、人間関係がうまく築けない自分が嫌になります。

幼い頃から完璧主義で、ダメなことをすると「失敗した」と感じ、諦めます。

自分よりコミュニケーション能力が高い人や友達が多い人に対して劣等感を抱いてしまいます。

最近は、過去の失敗をよく思い出し、自分の言動全て自信が持てません。自分が好きなゲームをしたり、音楽を聴いたりしていても、「わたしなんかがこんなことをしてていいのか」とモヤモヤします。

家族に相談することもありますが、いつも口論のようになり、家族も傷つけてしまいます。

自分が嫌いで、成長できないまま大人になっていくのが怖く、大学生になる前の自分を変えたいです。

考え方を変えるしかないのでしょうか。

茨城県・10代女性

▼やまのぼ回答▼

 人生相談したいと悩む人の中に、自分自身で解決策を、すでに見いだせている方がおられます。あなたも、その一人だと思います。気づいておられないだけです。
 
 あなたは、ご自身の嫌なところを、客観視できているわけですから、その面が好きになるように努力すことで解決の道があるわけです。

 あなたが、直すべきところは、他人と比較しすぎるところだと思います。

 人は誰も、得意な面と不得意な面を併せもっているものです。だからこそ、得意な面で勝負することです。小さくても勝利感や達成感は、自己肯定感に繋がります。

 あなたの苦手な会話力と、口八丁手八丁の人のそれと、比較することの無意味さに、まず気づくことです。まして、顔の造形など、努力しても変えられない身体的な状態の好き嫌いは、駄々っ子の稚拙な不平不満でしかありません。

 過去の失敗を思い出して、自信が持てませんとのことですが、そのとき失敗しただけではありません。そのとき経験したことは、その後の糧になっていることをお忘れのようです。

 失敗という苦い経験を通して、スキルアップしていることに気づきましょう。失うものもあれば、得るものだってあるのです。

 悩み苦しんでいるときこそ、成長途上にあることだと、考え方を大きく変換しましょう!あなたはまだお若い!人生はこれからです!

 真逆な性格への自己変革だって可能なのです。

 

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.444】徳島県・70代女性のご相談です。「過去に何度も詐欺被害」を、予定しております。

▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼

No.1~最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?