旅のつぶやき −32ー ラオス ヴィエンチャンを歩く 2024年4−5月

ヴィエンチャンは小さな街、メコン川の東北にあり、堀と壁によって守られた街であった。川向こうはタイのノンカイ。


古いヴィエンチャンの街

街中と、古い壁があった道を歩きました。


メコン川に向かって歩く


メコン川の横の公園




かつて堀と壁があったところ


複雑な民族関係 1):  ホテルのご主人はラオ人 奥さんは ヴェトナム人  奥さん仕切っている感じ。どこでも女性が中心。 子供は四人。男の子だけ。
長男はバンコクで働いているらしい。

教育熱心な家族:  後三人は インターナショナルスクールに通う子どもたちで 英語がうまい  2番目はプログラミングに興味あり。最後の子は算数が得意 で将来  宇宙飛行士になりたいと。 そうとう冷めている子であった。


隣国との関係:タイ人の観光客が多い。タイとラオはほとんど同じ言語らしい。
タイ人は自家用車で観光旅行。これから、新しい駅まで行って、中国が作った、新幹線でルアンパバンまで行くと言っていた。なるほど、新幹線はタイにないので、観光目的になっている。
タイと中国資本のせめぎ合いか。

複雑な民族 2):ルアンパバンからきた若い青年にあった。彼はルアンパバンの大学を出て、ヴィエンチャンで日本旅行社に働きながら  日本関係の大学院夜間コースででMBAを取得した。この会社がコービットで倒産し、現在ルアンパバンで芸術家のためのスタジオで働いていて、少数民族のアーティストのプロモーションや、ドキュメンタリーフィルムなど制作しているという。彼はラオではないと言っていた。 確かに  紹介された少数民族のテクスタイルの作品は力がある。彼女は悪魔が家に入ってこないようにおまじないとして、この作品を作っているという。そのエネルギーが作品を際立たせている、原始的な力。

ラオスは混沌としたところで この原始の力が すごい ですね。

町では フランスの痕跡もありましたが、たとえば凱旋門のようなモニュメント。
ただ、フランスパン以外はあまりフランス的ではないような気がします。
巨大なショッピングモール、中国資本、タイ資本、それとも 別の国のもの。




インプラが圧倒的に不足し、かつメコン川が国際河川であるため、水害コントロールや水の利用 排水処理が勝手にできない。  大変なところですね。

日本のODAの地道な活動もあるが、あまり目立たない、でもこれしかないでしょう。
ヴィエンチャンの経済発展とインフラ整備と、教育でしょう。そして地方部の多様性の維持。

https://youtu.be/z3S5qSt9Bf0?si=Gql0eH58MZXhdDpw

こちらもどうぞ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?