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私たちに必要なのは学生みたいな遊び(23'10.17)¦日記 #10

25歳。半年後には26歳になる私は、個人的にまだまだ子供です。図々しいことを言ってしまうと、華のJK気分です。高校に入学したのは10年前になるのにね。それなのにあの頃から成長している気はしません。
けれど今回のみ便宜上大人とさせてもらいます。

大人になってから友人と遊ぶというと、居酒屋、旅行、カフェ、ランチ、ご飯 etc…
このあたりが私の友人間での定番でした。
違うコミニティに属している人の話を聞いても、あまり遊び方に大差はなく、これらは「大人になってからの遊び」の代表格なんだと思います。

昨日は、久しぶりに違う遊び方ができました。
駅に集合して、向かったのはビリヤード台やダーツ台も設置してある田舎の大型のゲームセンター。そこで私は、中学の部活動ぶりに卓球をしました。
ふと「卓球がしたい!」という衝動に駆られた私は、当時のチームメイトで、唯一未だに連絡を取っている友人Aに声をかけたのです。

1時間ほどの卓球で、私たちはペットボトル1本分の水を飲みきり、着ていたインナーを脱ぐは目になり、真夏のお風呂上がりくらいの汗を流しました。
その後は汗で崩れたメイクのまま、ゲームセンターを徘徊したり、太鼓の達人で懐かしい曲を叩いてみたり。存分に満喫した後、夜ご飯を食べに行きました。

「高校生みたい!」
一緒にいた4時間半の中で、何度も二人でそう言ってはしゃいだくらい、こんな遊び方は久しぶりでした。

大人の遊び方に不満があるわけではありません。
けれど、お酒を飲むと次の日の予定や家への帰り方を考えなければならないし、1回3000円を超えてしまう居酒屋飲み会を頻繁にはやれない。
旅行は友人とお金と時間のタイミングを合わせなければならないから、ほいほい手軽に行けるものでも無い。
明確な行きたい場所や目的地があると、楽しみではあるけれど、やっぱり予定を合わせる大変さが出てくることも多い。

私は会いたいときに会いたい。
話したいときに話したい。
そう考えたときに、私に必要なのは昨日みたいな遊び方なのだと思いました。

学校帰り、仕事帰りに最寄り駅で待ち合わせをして、2人でチェーン店で喋り倒して帰る。これなら次の日の予定をさほど気にしなくても済むし、予定もお金も融通がきく。

私は場所がどこでも、することが何でも、大切な人と会って笑って話ができれば十分な私は、未来の楽しみな予定と同じくらい。いや、それ以上に、会いたいと思ってすぐ会える幸せを大切にしていきたい。

また会おう、今日みたいに。

そう言ってホームに消えていった友人A。
次の舞台は恐らく、彼女の職場の最寄り駅の某うどん屋さんになりそうです。


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