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空海展@奈良国立博物館 2024/06/04

空海展にやってきた。前売り券も事前購入もしていなかったため、長蛇の列に並ぶことになった。なので、その間にと思い最近とんと中だるみ(というにもそろそろ厳しい感じ)しているnoteを書くことにした。

https://www.narahaku.go.jp/

展示自体が残り5日なので(今日は06/04)、もし来られる方はチケットは事前購入して、なるべく朝から来られることをおすすめしたい。

空海さん(と呼ばせていただきます)とは、何だか不思議な感じで少しずつご縁が深まっていき、実は昨年は高野山に2度、奥の院には3度行かせていただいた。

感じたことの詳細はここではあえて伏せておくが、一言でいうと「Home」という感じがした。わたしの太陽(西洋占星術における太陽の位置)を知っている方には、ふむふむと思っていただけるのではと思う。

今回は、国宝の高雄曼荼羅が修理後初公開ということと、展示のタイトルに「密教のルーツ」と入っていること、そして「マンダラ世界」と書いてあること(通してタイトルを明記すると「密教のルーツとマンダラ世界」)で、わたしとしては勝手にいろいろとご縁を感じていて、展示がされるということを知ってからずっと楽しみにしていた。

図らずしもわたし自身も同時期(大変おこがましいですが)に自分が描いた曼荼羅アートの個展(タイトルは「いちばんぼしをさがして」)をさせていただいており、そこにも不思議な繋がりを感じている。自分の個展の会期中に来させていただくことになったのも有難いことだなぁと、今長蛇の列に並びながらじわじわしている(ちなみに建物の外側の列の前から1/3くらいまで進んできた)。

ここまでに書いたこと以外に事前情報なるものは何もないため、今からわたしはどんな体験をして何を感じることになるのか、未知すぎてとても静かにわくわくしている。青い炎がそれとわからぬくらいの儚さで、でも確実にゆらめていて、それは決して消えることはないというかんじ。密教のルーツに触れることをとおして、自分自身のルーツに触れることになるだろうから、その体験が今ここにいるわたしをきっと展示を見終わったわたしへと繋いでくれるはずで、展示を見終わったわたしは展示を見る前のわたしでは至れなかったところに自分を自ずと導くのだろうとなんとなく感じている。

もう、きっと元には戻れない。

いや、それは今に始まったことではないのだ。なのに、先延ばしに先延ばしを重ねて、見て見ぬふりをして来た結果、辿り着いてしまって抜け出せなくなっている行き止まりの今のわたしから(なぜならその先に道は無いところにハマってしまっているので辿り着くことはできてしまったが帰ることも進むこともできないのだ)、元の道、或る意味でのわたしのルーツにワープできることを祈っている。

きっかけはいつも外にある。でもそれを掴むのは自分だ。掴み損ねたきっかけでも、自分に必要なものなら何度もやってきてくれる。自分が、自分を見失っていなければ。

ということで、国立博物館の中にはいったので、一旦ここで終わりにしようと思う。さよなら、展示を見る前のわたし。
※ちなみにここまでで約22分でした!




2024/06/04 (137/366)


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