【詩作】営業三課

鈴木のびで です。
さて、みなさんは今の仕事に満足していますか？
希望の職に就けていますか？ 不平不満はありませんか？
私の「仕事」は… 止めておきます（苦笑）
それでは どうぞ

「営業三課」

片道切符で放り出されて
途方に暮れる毎日
「売れねぇ野郎は戻ってくるな」
ボスの声は肩越し いつでも
一方通行 Uターン禁止

住宅街　靴底はすり減って
ノルマは のろまな足取りで
水平線のまま…

作り笑顔は笑ってなくて
ドア越しマダムが
邪険に断る

繁華街　客引きがすり寄って
ハイエナみたいな足取りで
「社長」と声かける

あんたの笑顔も笑ってないぜ
昼間のリベンジ
邪険に断る

好きな仕事で生きてないけど
営業三課で はや五年

好きな仕事で生きてないけど
命の残高 減ってゆく

以上、鈴木のびで 「営業三課」でした。
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