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【詩作】半夏生(はんげしょう)

鈴木のびで です。
「半夏生」は、6月20日頃の夏至から数えて 11日目のこと。
10日程度では あなたを忘れられそうにありません・・・
それでは どうぞ

「半夏生」

明日 ひと雨 降ったなら
今年の梅雨も終わりです

ひとえ羽織も仕上がって
いよいよ夏がやって来る

風に鈴の音 聞こえたら
あなたのいない 夏景色

ひとりぼっちに慣れてゆく
自分が少し淋しいわ

半夏生
泣いても 笑っても
半夏生
雨がそぼ降り 真夏は燃える

だけど あなたは帰らない

半夏生
泣いても 笑っても
半夏生
時は流れて 命は燃える

二度と あなたは帰らない


以上、鈴木のびで 「半夏生」でした。
貴重なお時間拝借、ありがとうございました。
この作品の使用、転載などについてはお問い合わせいただければ幸いです。

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