過去最高売上になりそう。 コロナ禍2020年 ぼくがやったこと。 Vol.1
仕事がぶっ飛びました。
2020年3~5月、撮影や編集、細かい仕事すら
なにもありませんでした。
タスクないけど、なんとなく出勤する日々...
「俺このままでいいのかな...??」
2021年1月現在、決算まで残り1/3を残して
会社全体の過去最高売上に達する勢いです。
コロナ禍だけど、いち社員である自分が
何をしてここまで売り上げをあげたか書いていこうと思います。
プロフィール
延松 健司 / Nobematsu Takeshi
2018年、株式会社MomentTokyoに入社。映像未経験スタートながらEDC JAPANやGirlsAwardなどといった大型フェスのAfterMovieをディレクション。その後、映像が評価されてアメリカで行われたSecondSkyのドキュメンタリーを制作。現在はライブ配信をメインに全体の統括を行っている。
全てのきっかけ
コロナ禍、なにも行動しない日々が続いて
いつも通りYouTubeを見ていると自分にとって
衝撃的な動画を見つけました。
それはアメリカで活躍しているDJ・プロデューサーであるDillon FrancisのDJライブ配信でした。
Dillon Francis / DJ,Producer
DJ、プロデューサーとしてEDM/ヒップ・ホップ/ロックと幅広いダンス・シーンで一気に注目を集めているディロン・フランシス。2013年、2014年と2年連続でULTRA MUSIC FESTIVALに出演、コーチェラなど大規模フェスにランナップされたほか、彼のデビュー・アルバムには映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のTVスポットにも使用された「ゲット・ロウ」ほか、弱冠18歳にも関わらず世界人気DJランキングで第4位に選ばれるなど今最もホットなマーティン・ギャリックス、ディプロ率いるメジャー・レイザーなども参加。
2020年3月、グリーンバックでVJを入れてDJライブ配信。
「あれ?うちの会社でもできるんじゃない...?」
翌日、DJをやってるSHOHOくんに連絡しました。
「クラブ全部閉まってるじゃないですか?うちでDJ配信しません?」
当時、コロナの影響で東京のクラブは全て営業を停止してました。
もちろんDJの人たちは現場でDJをする機会がなくなっていて、頭を抱えている人が多かったです。
そこでSHINYA NAKAMURAくんも参加し、
2人にとんでもない無茶振りをしてしまいました...
「毎日3人DJをブッキングしてほしい。」
勝手に会社の会議室にグリーンバックを取りつけて、DJ機材をレンタルしてライブ配信を始めちゃいました。笑
この時はまだこれが会社の売り上げに繋がるなんて1ミリも思っていませんでした。
【 DJライブ配信 】
「とにかく普通はいやだ。」
「周りと同じことをしたくない。」
そんな性格だったから全SNSで配信しちゃえ!と、意気込みだけはあったんですが、ライブ配信のやり方すら知リませんでした。
そしてググり倒しました。笑
そこで見つけたのが同時配信可能な「Restream.io」というサービスです。
これで早速、以下の複数SNSで同時配信を行いました!
・YouTube
・Periscope (Twitter)
・Twitch (後日実装)
全SNSの視聴者数のグラフやコメント数が見れて、めっちゃおすすめです!
毎日ゲストDJ3人、合計3時間配信していると
どのSNSがDJ配信に向いてるか、どういうDJが配信を見られるかっていうのが簡単に分析できました。
そうしていくうちに最終的に「Twitch」のみでの配信になりました。
それは以下の理由です。
配信をやめた理由
YouTube ・・・2時間を超える配信だと著作権の理由で落ちる
Periscope・・・視聴維持率がかなり悪く、離脱が早い
facebook・・・90秒以上音楽を流すと著作権で落ちる
配信をつづけた理由
Twitch・・・当時、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)によってアーティスト本人から申し出がない限り、配信が落とされなかった。
配信を続けているおかげで毎日いろんなDJの方とお会いできたり、企業の方から連絡がきました。
「のべまつが配信をやってる...!!」
それを聞きつけた親交のある企業さんや、紹介で繋がりたいという新規の企業さんから少しずつ連絡が来るようになりました。
オンラインフェス "366VILLAGE"の開催
DJ配信をスタートして2週間が経つころ、弊社社長の伊東から思いもよらない一言を言われました。
伊東「フェスやろうぜ!!」
フェスなんかできるわけないじゃんって心の中では思っていました。笑
いつも撮ってる大型フェスに匹敵するフェス?
自分たちがフェスを制作するなんて...!?
もちろん2020年5月頃はステイホーム期間中。
観客を呼べるわけではなかったので、完全オンラインでの配信でした。
HPを制作し、そのページの中に複数のチャンネルを埋め込みました。
リアルなフェスの醍醐味はたくさんステージがあって回遊できること。
回遊できる楽しさをオンラインで再現しました!
「ライブ配信事業」がスタート
今となってはライブ配信はトレンド。
しかし、当時ライブ配信をやろうと思っている人は多くなかったです。
そんな中、先陣を切ってライブ配信を成功させたのが以下の2組です。
・星野源
・サザンオールスターズ
ライブ配信の成功をみた多くの企業がライブ配信に興味を持ち出し、配信の相談が急増しました。
そして1発目に仕事として受注したライブ配信がまさかのまさか...
世界的に圧倒的人気を誇る、某ブランドの都内店舗でサムライギタリストのMIYAVIさんのライブでした。
DJ配信から仕事内容がぶっ飛びすぎですよね笑
当時、今ほどライブ配信できる会社さんは多くなかったのが要因だと思います。
ここでまた、延松の欲が出てしまいます。笑
「とにかく普通はいやだ。」
「周りと同じことをしたくない。」
S-Log3で撮って、Lutをのせてライブ配信。
まあ普通はしない。そんなやり方。笑
参考にしたのはDJライブ配信で世界一の視聴数を誇る「Cercle」の撮影方法でした。
ライブ配信なのに映像がめちゃシネマティック。
ドローンの映像が強烈なインパクト。
そしてイケてるDJとイケてるお客さん (延松も行きました笑)
めっちゃ真似しました!
ありがたいことにライブ映像が評価され、次々にライブ配信の仕事が降りかかってきました。
ライブ配信のトレンドとともに...
続きのVol.2はこちらから↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?