s.s.s

どうも、こんにちは。 日常に溢れてる曖昧なことを言葉に起こす営みを大切にしています。…

s.s.s

どうも、こんにちは。 日常に溢れてる曖昧なことを言葉に起こす営みを大切にしています。 世の中にまかり通ってる、「当然の認識」みたいなものはあるけれど、それが真実がなんてだれも分かりはしません。 心を尽くして、言いたいこと言っていきましょう。

最近の記事

【短編】また会いたい人に届けたい 1.海の見える街

お互いが住んでるところの真ん中で まだ見ぬ土地にあこがれを持ち、そこに訪れたいという気持ちは、どの人の心にもあるものかもしれない。そんなことを考えながら古都から北へ向かう特急列車にゆられていた。  自分の仕事も少しずつこなせるようになってきた社会人3年目の秋、大学時代の友人と会う機会ができた。  学生時代、先人たちの膨大な史料分析の研究成果を読み漁り、穴をつくことを常としていた。同じ学科の学生は、他人と線を引き自分の視点を強く信じている者が多かった。しかし、そんな学生たち

    • お話のお話。

      「お兄さんと話していると毎回新しいことが知れるよ〜」 いつもの人とお話していると、こんなことを言ってもらったりする。 なんだかこのように言ってもらえるのはとても嬉しい。 自分のお話って聞いてもらえると嬉しい。 話す時に言葉の意味を別の意味にとってほしくなくって、気になる言葉があったらその説明する癖がある。 その言葉についての説明をしたら自分がいったいどこまで話したかわからなくなって、また説明をしなおす、みたいなことがよくあるのだけれど。いつもの人は私の話に「うんうん」と頷

      • 最近出会った人にもらった自転車から

        黄金って言葉の響きっていいですよね。 実際には見たことないんですけど、そこら中にある何よりも輝いているものなんでしょうか。 昔々のある商人はこのように言ったかもしれません。 「私が東の国の商人から聞くことによれば、どうやらその東の国のさらに果てに黄金に輝く国があるという。」  その言葉を信じて、多くのものが海に繰り出したかと思うと、その存在を信じて当方に繰り出したという史実(とされているもの)もあるので、知らず知らずのうちに魅力的なものだと思わされているのかもしれません。

        • 日録(3月3日)

          桜咲くころを迎えて、暖かさに期待が膨らむが、なかなか気温があがらない。冬支度をもう一度するかしないか迷う今日この頃である。 昨晩、友人と世の中の真理をついたゲームを夜遅くまでプレイした後、別の友人と久しぶりに電話で話していたため、夜更かしをしてしまった。 昼前に目を覚ますが、そのままの体勢でSNSを往復する無為な時間をしばらく過ごす。 体を起こしたのちは身の回りを整え、出かける。 バスの中で、阿呆な大学生を描く有名作家の小説を読む。 地域住民と観光客が細かく入れ替わり

        【短編】また会いたい人に届けたい 1.海の見える街

          みなさんは、声に出すことと文字に起こすこと、どちらの方が流暢に語れますか?

          みなさんは、声に出すことと文字に起こすこと、どちらの方が流暢に語れますか?

          川のこととか

          どうも、ご無沙汰してます、僕です。 最後に記事を投稿してから、9ヶ月経ってしまいました。この9ヶ月で変わったことってそんなにあるかなぁっと思ったんですけど、大学を卒業したこととか彼女に振られたこととか思い返したら色々でてくるもんですね。 なんだか忘れっぽいので、自分にとって本当に大切なものってなんだろう、自分は、感受性が鈍いのかもしれないのか、とか考えます。けれども、そのたびにどこかで聞いた「人は一度経験したことは忘れないものさ、思い出せないだけで」っていう言葉を思い出す

          川のこととか

          【無題】

          雨の日に決まって何かを書き付けたくなることは、人間の性なのかもしれない。否、そんなことはないし、僕がそう思っているだけだと思います。そんな気持ちがふとわいてきたので、書いてみようと思います。 雨の日は、特に何もなくても気分が少し落ち込んでしまいます。それでも、せっかく始まった一日を逃すものか、惰眠をむさぼるとは人として如何ほどか、と思い立って、何かをしてみようとします。 最近買った本を読む、気になっている家具を調べる、次の休みにやりたいことを予定に立てる、自分の中のサボロ

          【無題】

          言葉の意味の「当たり前」を考え直す

          年度もかわり新生活が始まってもがいている中でちょっとした隙間を見つけては、日頃考えているどうでもよいことを遺すことをしています。 どうも僕です。 お久しぶりにこちらで書かせていただくということで、勝手を思い出しながら書いております。 久しぶりに人とコミュニケーションを取るときは近況報告から入るべきであると多分どこかで話したことがあるはず(ありません)なので、最近あったことを少し。 新しい環境で出会う人間がどんな人なのかってわくわくすることは、この時期によくあることです。

          言葉の意味の「当たり前」を考え直す

          雨は好きだけど雨の日は嫌い()

          課題もせずにダラダラと読書に耽るなどして日曜の午前を消化してしまいました。 どうも僕です。 タイトルが意味深ですが、これは僕が常々思ってることをよく表してくれていることばです。 (なんならこのタイトルで詩を一本書いたことがあるくらい) 雨はとってもかわいそうです。お気に入りの服が濡れてしまうとかそういった理由で毛嫌いされています。 僕もそういったことを思うことはもちろんあります。けれど、部屋の中から見た雨はとっても美しくて、心が浄化されるようで、それでいてなんとなく寂し

          雨は好きだけど雨の日は嫌い()

          お家でも、学校でも、職場でもない場所

          僕自身、お家で勉強できないので、某シアトル系コーヒーを提供するお店にお邪魔させていただくことがよくあります。 お店には、ロゴのセイレーンも思わず微笑んじゃうくらい色々な人が出入りしています。多くの人がこの場所で友人、会社の同僚、取引先の人とお話したり、1人の時間を楽しんでいます。 その空間の中で、僕の知らない誰かもやってるかもしれないけれど、他人とは少し違う楽しみ方をします。 それは、他の人の会話に耳を傾けることです。 盗み聞きといったら聞こえが悪いかもしれませんが、

          お家でも、学校でも、職場でもない場所

          言葉に出すこと

          とっても些細な出来事でも言葉にする。 その日に起こった出来事、それに対して抱いた感情。 それを人に話してどう思ったか聞いてみる。 言葉の交換、思考の重ね合わせ、毎日当然のように行う営み。 同じ人とくり返し話しているとその人のことがわかるようになってくる。 あるとき、同じ人と会話していると、自分が予想した返答と異なったものがくることがある。 変だなって思う、何かあったのかなって思う、何かを抱えているのかな、と考える。どうしてその考え方をするようになったのか聞いてみよ

          言葉に出すこと