見出し画像

【SNSデータ×学生のリアルな声】就活を終えたばかりの学生3名とトークセッション

本日は2022年9月27日(火)に、就活を終えたばかりの学生3名と行ったトークセッションの一部をレポートでご紹介します。

※この記事は5分で読めます。

登壇者

株式会社No Company 代表取締役
秋山 真 氏

スクリーンショット (44)

2016年にスパイスボックス新卒入社。2年間デジタルマーケティング領域でプロデューサー経験を積んだ後、2018年に採用コミュニケーション事業部を立ち上げ事業部長に就任。SNS起点の採用広報ソリューション開発や企業のオンライン採用、採用DX化などを支援。2021年10月にスパイスボックスの子会社 No Company,incを立ち上げ、代表取締役に就任。


今回はキャリア支援NPO法人に所属する学生3名に登壇していただきました。

画像2

学生はどんな情報を求めているのか

ーー就活時、企業のどんな情報や体験から、エントリーへの意向度が上がりましたか?

学生A:僕は、SNS上での発信やオンライン上での記事だけで最終的な入社を決定したわけではなく、実際に働いている社員さんとの座談会や一対一の会話を通して入社を決めました。ただ、企業を知る1歩目の段階では、SNSでの発信がとてもありがたかったです。名前も知らなかったベンチャー企業の広告がInstagramのストーリーズで流れてきたことがあるのですが、掲載内容が僕に刺さったこともあり、インターンシップに参加した経験があります。

〜参考情報〜

画像3

以前に弊社が調査した学生202名のアンケート回答結果を見ても、SNS上での発信を求める声が多い。

学生B:私も実際に話すことで志望度が上がるとは思いつつ、企業がどういったイシューを持って進めているのか、また掲げるミッション、ビジョンに対してかっこいい! と共感できるのかを重視していました。企業を選ぶ上で業務や給料面ももちろん大切な要素ですが、進むべき方向の話は知りたい情報です。掲げている内容が制度にも反映されているのか、社員さんとの会話で感じ取れるとより好感が持てます。

〜参考情報〜

スクリーンショット 2022-10-13 17.38.32

SNS上のデータからも、企業理念や社員の会社への想いについて触れられている記事が共感を多く寄せています。また、求職者側の判断軸も多様化しているため、様々な社員の目線で自社の魅力を発信する企業も増加。

学生C:実際に話せなかったとしても、社員さん同士の対談を収めた動画コンテンツは、話し方や雰囲気など、文章では伝わりにくいことも見えるので参考にしていました。企業の公式YouTubeでの配信や、複数の企業が登壇している採用イベントの動画などをよく見ていました。

ーー企業からこんな情報を発信してほしい! という希望があれば教えてください。

学生A:事業内容を並べるだけではなく、どういう思いで働いているのか、どんなことにやりがいを感じているのかなども知りたいです。n=1の体験談にはなりますが、「こんな方が働いているんだな」「この仕事をしたらこんな気持ちになるんだな」と事前にイメージがしやすくなります。

学生B:私も同級生と「(就活時は)とにかく入社後のイメージができないよね」って話していました。新卒1年目の方の1日の細かなスケジュールが掲載されている企業が少なかったので、もっと読みたいと思いました。

学生C:僕も業務の時間配分が気になっていました。エンジニア志望だったこともあり、実際にはコードを書く時間が長いのか、お客様と話している時間が長いのかなど解像度高く知りたいです。

〜参考情報〜

画像5


以前に弊社が調査した学生444名のアンケート回答を見ても、「1日の仕事の流れ」を求める声が最も多い結果となりました。

オンラインでは伝わりにくい「人柄」を重視

ーー就職先の最終的な入社の決め手は何でしたか?

学生A:僕は2社まで絞って迷っていたのですが……所属する部署が予め決まっており、キャリアパスが見えやすかった方を選択しました。ただ、どちらの企業も最終選考の前に、座談会を組んでくださったり、メンターを割り振ってくださったりしたことで大事にされている感じが伝わったので、一緒に働く人も重要だなと思います。

学生C:僕も座談会で雰囲気をつかんでいました。

学生B:私も人は重要だと考えていたので、最終選考の前と内定後をあわせて10名近くの方にお会いしました。時間を割いてくださっている嬉しさもありつつ、共感できる社員さんが多い企業を選びました。

〜参考情報〜

画像6

SNS上のデータ起点でも、働き方やキャリア観を通して、社員の多様性を発信することは採用において効果的と考えられます。

他に紹介したくなるインターンの特徴とは

ーー就職活動を通じて出会った企業の中で、後輩や周りにオススメしたい企業の特徴は?

学生A:後輩の人生に介入しすぎてしまうのが怖くてあまり積極的におすすめはしていなかったのですが……入社するかは別としても、参加することで自分が何かしらの成長をできたと感じられたインターン先は紹介していました。

学生B:私の場合は、「ぜひうちに来てください!」というコミュニケーションではなく、「あなたにとってベストな選択を探そう」というスタンスで人事やリクルーターの方が来てくださるとモチベーションが上がります。学生のことをしっかりと考えてくださる企業は、後輩にもおすすめしやすいですね。

学生C:学生の就活自体を応援してくださる企業には好感を持てます。僕自身、就職活動の進め方や、将来歩みたいキャリアについて一緒に考えてくれるようなインターン先があり、是非後輩に紹介したいなと思いました。

〜参考情報〜

画像7

SNS上のデータからも、就活やキャリアへの向き合い方に関する先輩社員の声は、(特にTwitter上で)共感されやすい傾向にあります。

画像8


お知らせ

■次回ウェビナーのご案内

画像10

10月20日(木)に採用担当者向けのウェビナーを開催します!
23卒採用の課題感で多かった「質の高い母集団形成」や「内定承諾率UP」に向けてのお話をしますので、ご興味のある方は下記よりお申込み下さい!

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

画像10

「THINK for HR」の詳細や採用マーケティングの具体的なソリューション・実績について知りたい方は、下記URLよりお気軽にお問い合わせ下さい!

お問い合わせフォーム
https://share.hsforms.com/1bvfFNdWpT72Lo3DvhSHZqw5l1au


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?