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2024年7月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータを起点に企業の採用マーケティング・採用ブランディングの戦略立案〜実行まで一貫して支援を行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X(旧Twitter)・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

▼前回公開した2024年6月の調査記事もぜひご覧ください!


調査概要

「THINK for HR調査」
データ取得期間:2024年7月1日~2024年7月31日

No Company独自のSNSデータベース(※1)を用いて調査。
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っているメディア(※2)を含む50エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , X)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析

(※2)ワンキャリア、FastGrow、note、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活、Techable等を含む採用関連メディア、日本経済新聞、Yahoo!ニュース等のメディア

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、50〜100エンゲージメント以上を目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP7

株式会社ログラス
ラクスル株式会社
ジョーシス株式会社
クラスター株式会社
株式会社note
株式会社マイベスト
株式会社IVRy

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社note(note)

この記事では、元株式会社noteの社員であった福井烈さんが、9年間務めた会社を退職する際の振り返りと、自身の成長や学びについて紹介されています。福井さんが特に成長と学びを感じた部分は、「マネジメントの経験」と「ビジネス(事業)に対する興味の深まり」です。
未経験だったマネージャーの役割は大きなチャレンジでしたが、チームで達成した成果を共に喜ぶ中で、マネージャーとしての喜びと責任を強く実感するようになったそうです。また、エンジニアの視点を超えて、ビジネスの成り立ちや戦略、マーケティングの奥深さに触れることで、事業全体の流れを理解することの重要性を実感し、新たなやりがいを見出したとのことです。就活生にとって、元社員の入社経緯やチャレンジできた経験、感じたやりがいなどの情報は、働くイメージを具体化するのに役立ちます。退職をネガティブに捉えず、成長と学びを経て「会社を卒業した」という前向きな視点で語られた元社員のストーリーは、多くの共感を集めたのではないでしょうか。

②株式会社IVRy(note)

この記事では、株式会社IVRの事業責任者であるyuuさんの経歴が紹介されています。新卒で株式会社メルカリに入社し、その後現職へ転職するまでの道のりが描かれています。入社のきっかけや担当業務が詳しく記載されており、出産や育休を経験しながらメルカリと共に成長を遂げたyuuさんの姿が浮かび上がります。
転職を考えていなかったyuuさんがIVRへの転職を決意した理由は、「IVRの皆が本気でコトに向き合う姿勢」でした。この経験から、働く会社を選ぶ際には「業務内容」だけでなく、「共に働く人々」や「会社のパッション」が重要であり、それらが人の心を動かし、働く意欲を高めることがわかります。
記事からは、社員の新たな挑戦を応援するメルカリと、新入社員にも積極的に仕事を任せるIVRという、二つの異なる企業文化が伝わってきます。就職や転職を検討している方々にとって、この記事は貴重な洞察を提供しており、多くの共感を呼んだのではないでしょうか。

③ラクスル株式会社・ジョーシス株式会社(note)

この記事では、ラクスル株式会社・ジョーシス株式会社のCEOである松本恭攝さんが、「経営者の役割」「会社の成長」「時間の流れ」について語っています。松本さんは、アウトプットの「質」より「スピード」が大切だと考え、失敗を恐れずに「ひたすらバットを振り続ける」姿勢を重視します。さまざまな施策を継続的に高速で実行し続ける状態を会社内に作り出すことが重要だと説きます。
この思想から、慎重に物事を進めるよりも、新しいことに恐れずに挑戦することを重視する会社のスタイルが見えてきます。経営者の考え方は往々にして社員に反映されるものです。そのため、経営者の発信は、その会社の個性を見出すための重要なヒントとなるのではないでしょうか。

考察

今回は、様々な「キャリアの経緯」や「働くことに対する考え方」に注目し、記事をピックアップしました。就職・転職の決断に至った経緯、社員の成長や経験に関する発信は、悩める就活生にとって価値観のマッチングに役立つ貴重な情報です。会社の業務内容だけでなく、思想やスタイルへの共感が、入社前後のギャップを埋める鍵となるのではないでしょうか。
ご紹介した企業の広報記事を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様の採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】採用活動に役立ちそうな記事をピックアップ!


▼マイベストの会社見学をnote上でやってみた

▼【働き方】クラスター社員のデスク紹介:リモートワークとデスクワークの現場から

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No Companyは独自で保有するSNSデータベース「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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